全羅南道求礼郡の滝を訪れた避暑客が15メートルの高さから落ちる滝の水を浴びている。気象庁は「来月中旬までは猛暑と熱帯夜が繰り返されるだろう」と予報した。
来月の気温は平年と同水準か高くなるものとみられる。気象庁は「内陸地域を中心に昼間の気温が30度前後に上がり蒸し暑くなり、夜間に25度以上の気温が維持される熱帯夜現象も続くだろう」と明らかにした。来月中旬まで猛暑と熱帯夜が繰り返され暑さがピークに達する。中旬以降は平年の気温を取り戻すとみられるが、来月後半には残暑が再び訪れ9月まで続きそうだ。
この日気象庁は大邱(テグ)、光州(クァンジュ)、大田(テジョン)、蔚山(ウルサン)、済州(チェジュ)と、慶尚南道(キョンサンナムド)、慶尚北道(キョンサンブクド)、全羅南道(チョンラナムド)、全羅北道(チョンラブクド)の市・郡40カ所に猛暑警報を発令した。慶尚南道陜川(ハプチョン)は昼間に一時36.4度、慶尚北道永川(ヨンチョン)は36.1度を記録した。ソウルでは26日に解除された猛暑注意報が4日ぶりに再発令された。
気象庁は31日の全国の昼間の最高気温を27度から35度と予想した。大邱は34度、ソウルは33度の見通しだ。全国的に雲が多く、京畿道(キョンギド)東部、江原道(カンウォンド)嶺西(ヨンソ)、忠清道(チュンチョンド)、慶尚道内陸部は午後になり所により5~30ミリの雨が予想される。気象庁は「雨が降る地域では強風とともに雷が伴う所もあるため安全事故に留意してほしい」と呼びかけている。(中央SUNDAY第490号)
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