サムスン電子はことし4-6月期の確定実績を28日、発表した。これによると、売り上げ50兆9400億ウォン(約4兆7400億円)、営業利益8兆1400億ウォンを記録した。売り上げは昨年同期比4.9%、営業利益は18%増えた。8兆ウォンを越える利益を出したのは9期(2年3カ月)ぶり。
多く売るより多くの利益を残した。同社の1-3月期の売り上げは49兆7800億ウォンだった。4-6月期の売り上げ増加幅は1兆1600億ウォンに過ぎない。営業利益は1-3月期(6兆6800億ウォン)より1兆4600億ウォン増えた。同じ期間、営業利益率が13.4%から16%に大きく伸びたといえる。スマートフォン事業が含まれて利益率が高いIT-モバイル部門の実績が向上したのが全体の利益率を高めるのに寄与した。
3月に発売した同社の戦略スマートフォン「ギャラクシーS7」が6月末までに2600万台売れた。だが、部門全体の売り上げは前期(27兆6000億ウォン)のほうが今期(26兆5600億ウォン)に比べて多かった。営業利益は今期(4兆3200億ウォン)が前期(3兆8900億ウォン)を大きく上回ったこととは対照的だ。
会社側は市場状況やコスト削減努力、製品競争力の3拍子がそろっていたと分析した。
▲上半期にギャラクシーS7と競うほどの製品がなく、マーケティング費用を大きく節約できたうえ▲中低価格スマートフォンの種類を減らすなど生産費用削減に努力し▲ギャラクシーS7のデュアルエッジスクリーンなどの収率(不良品のない量産比率)が高まり原価を抑えることができた--ということだ。
カギは下半期のスマートフォン事業だ。8月に同社は別のプレミアムモデルである「ギャラクシーノート7」を出して9月に発売されるアップルの「iPhone7」と競う。
ノ・グンチャンHMC投資証券研究員は「下半期にはプレミアムフォン市場の競争が激しくなる可能性が高く、マーケティング費用が多くなる」としながら「IM部門が4-6月期よりも高い利益を出すのは難しいだろう」と展望した。
サムスン電子の主力4部門が一様に活躍…営業利益8兆ウォン超(2)
多く売るより多くの利益を残した。同社の1-3月期の売り上げは49兆7800億ウォンだった。4-6月期の売り上げ増加幅は1兆1600億ウォンに過ぎない。営業利益は1-3月期(6兆6800億ウォン)より1兆4600億ウォン増えた。同じ期間、営業利益率が13.4%から16%に大きく伸びたといえる。スマートフォン事業が含まれて利益率が高いIT-モバイル部門の実績が向上したのが全体の利益率を高めるのに寄与した。
3月に発売した同社の戦略スマートフォン「ギャラクシーS7」が6月末までに2600万台売れた。だが、部門全体の売り上げは前期(27兆6000億ウォン)のほうが今期(26兆5600億ウォン)に比べて多かった。営業利益は今期(4兆3200億ウォン)が前期(3兆8900億ウォン)を大きく上回ったこととは対照的だ。
会社側は市場状況やコスト削減努力、製品競争力の3拍子がそろっていたと分析した。
▲上半期にギャラクシーS7と競うほどの製品がなく、マーケティング費用を大きく節約できたうえ▲中低価格スマートフォンの種類を減らすなど生産費用削減に努力し▲ギャラクシーS7のデュアルエッジスクリーンなどの収率(不良品のない量産比率)が高まり原価を抑えることができた--ということだ。
カギは下半期のスマートフォン事業だ。8月に同社は別のプレミアムモデルである「ギャラクシーノート7」を出して9月に発売されるアップルの「iPhone7」と競う。
ノ・グンチャンHMC投資証券研究員は「下半期にはプレミアムフォン市場の競争が激しくなる可能性が高く、マーケティング費用が多くなる」としながら「IM部門が4-6月期よりも高い利益を出すのは難しいだろう」と展望した。
サムスン電子の主力4部門が一様に活躍…営業利益8兆ウォン超(2)
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