女優のムン・ソリ
ムン・ソリの所属事務所C-JeS(シージェス)エンターテインメント側は24日、「ムン・ソリがヴェネツィア国際映画祭のオリゾンティ・コンペティション部門(Orizzonti competition)の審査委員に任命された」と明らかにした。オリゾンティ部門は世界の革新的な映画を紹介するセクションだ。韓国の女優がヴェネツィア映画祭の審査委員を引き受けるのは今回が初めて。
これに先立ち、韓国映画関係者ではパク・チャヌク監督が2006年に国際コンペティション部門、キム・ジナ監督が2009年オリゾンティ部門で審査委員を務めたことがある。
ヴェネツィア国際映画祭側は「ムン・ソリは韓国映画界を代表する素晴らしい俳優で、これまで韓国映画史にマイルストーンを設定するような優れた活躍をしてきた。ヴェネツィア国際映画祭とは2002年『オアシス』の受賞以来、ことし審査委員として迎えることになり光栄」とその理由を明らかにした。
ムン・ソリは2002年『オアシス』でヴェネツィア映画祭新人俳優賞を授賞した。また、出演作『浮気な家族』『自由が丘で』(2014)などがヴェネツィア映画祭に正式出品されている。
ことしのヴェネツィア映画祭は8月31日から9月10日まで開催される。ムン・ソリは現在、映画『特別市民』(仮題)を撮影中だ。
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