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インド軍、中国との国境地帯にタンク100台余り配備

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
インド政府が中国との国境地帯で戦力を増強し、両国間の緊張が高まっているとロシアのスプートニク・ニュースが21日(現地時間)に報道した。

スプートニク・ニュースは「インド陸軍が北部のラダックの国境地帯にロシア製タンクT-72を100台余り送った」と報道した。ラダックはインド領カシミールと中国領チベットの間のヒマラヤ山脈のふもとにある。

スプートニク・ニュースはインド陸軍が高山地帯で装甲車両を運用するために凍りにくい潤滑油を用意したと付け加えた。


インド軍は2014年以降、この地域で戦力を継続的に強化している。

インドと中国の関係は最近悪化している。今月初め、インド海軍は南シナ海に軍艦3隻を配備した。インド政府はマレーシア海軍と訓練が計画されたと明らかにした。マレーシアは中国と南シナ海領有権を巡る紛争中だ。

インドと中国はネパールに対する影響力を巡っても争っている。

インドと中国は共に核保有国だ。両国は1962年10~12月に国境地帯で武力衝突が起こった。両国の国境線が明確でない上、中国が59年にチベットを併合した後インドがチベット亡命政府を受け入れたのが原因だった。中国-インド国境紛争で双方で2000人余りの戦死者と2700人余りの負傷者が発生した。



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