蔚山(ウルサン)科学技術院(UNIST)は21日、最大時速1200キロの超高速走行が可能な列車技術の開発に入ると明らかにした。
UNISTが開発に着手しようとしている超高速交通システム「ハイパーループ」は、真空チューブの中にカプセル状の列車を走らせて人や物を運ぶチューブ型高速列車システムだ。これは2013年に米国実業家イーロン・マスク(Elon Musk)氏が提示したもので、列車が移動するチューブ内部を真空状態にして空気抵抗を最小限に抑えれば最大時速1200キロの高速走行が可能だとされている。
UNISTは「ユーループ(U-Loop)プロジェクト」を通じて「ハイパーループ」の核心要素であるチューブ内の空気抵抗を減らして摩擦を最小化する列車浮上および推進技術の開発に乗り出す。このプロジェクトには5年間で14億ウォン(約1億3000万円)の研究費が投入される。
研究陣は初年度に研究方向とそのコンセプトを確立し、2~3年度に詳細設計を完了させる計画だ。4年度には性能テストを実施し、5年度に実物を完成させることを目指している。
チョン・ムヨンUNIST総長は「UNISTが持つ研究力を活かし、韓国機械研究院など関連研究機関との共同研究を通じて『ハイパーループ』の研究を世界的にリードしていきたい」と抱負を伝えた。
UNISTが開発に着手しようとしている超高速交通システム「ハイパーループ」は、真空チューブの中にカプセル状の列車を走らせて人や物を運ぶチューブ型高速列車システムだ。これは2013年に米国実業家イーロン・マスク(Elon Musk)氏が提示したもので、列車が移動するチューブ内部を真空状態にして空気抵抗を最小限に抑えれば最大時速1200キロの高速走行が可能だとされている。
UNISTは「ユーループ(U-Loop)プロジェクト」を通じて「ハイパーループ」の核心要素であるチューブ内の空気抵抗を減らして摩擦を最小化する列車浮上および推進技術の開発に乗り出す。このプロジェクトには5年間で14億ウォン(約1億3000万円)の研究費が投入される。
研究陣は初年度に研究方向とそのコンセプトを確立し、2~3年度に詳細設計を完了させる計画だ。4年度には性能テストを実施し、5年度に実物を完成させることを目指している。
チョン・ムヨンUNIST総長は「UNISTが持つ研究力を活かし、韓国機械研究院など関連研究機関との共同研究を通じて『ハイパーループ』の研究を世界的にリードしていきたい」と抱負を伝えた。
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