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Kビューティー株反騰…THAADの悪材乗り越えるか(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「Kビューティー」熱風がミサイルの逆風で崩れるだろうか。高高度防衛ミサイル(THAAD)体系構築が決定されこれまで常勝街道を走ってきた化粧品株の動きに関心が集まっている。THAAD配備決定が正式発表された8日、化粧品業種の時価総額は1日で2兆9000億ウォン(約2617万円)以上減少した。一時皇帝株と呼ばれたアモーレパシフィックは時価総額1兆1399億ウォン相当が消え、LG生活健康は8278億ウォン、韓国コルマーは1161億ウォンの打撃を受けた。対中関係が悪化し「Kビューティー」人気に支えられた化粧品輸出が打撃を受けかねないという懸念が作用した結果だ。

だがまだ下落傾向を断定するのは早い。化粧品株の代表銘柄が2日で反騰に出たためだ。13日に国防部はTHAADの配備地を慶尚北道星州(キョンサンブクド・ソンジュ)に決めたと正式発表したが、この日アモーレパシフィックの株価はむしろ前日より2500ウォン(0.59%)上昇の42万6000ウォンで取り引きを終えた。午後には一時42万2500ウォンまで下がったが、すぐに反騰した。同日アモーレパシフィックグループの持ち株会社であるアモーレG(15万9000ウォン)、韓国コルマー(10万1500ウォン)、コスマックス(16万4500ウォン)もすべて1000~2000ウォンずつ上昇を見せた。

専門家らは中国人を中心にした韓国化粧品の人気が対外リスク要素で簡単には冷めないものと予想する。国際情勢とそれにともなう規制そのものよりは人々の消費心理が輸出にもっと大きな影響を及ぼすという分析だ。メリッツ総合金融証券のヤン・ジヘ研究員は「政治的イシューが反韓感情など国民感情の悪化に拡大しない限り韓流熱風と韓国化粧品に対する需要は続くだろう」と予想した。

Kビューティー株反騰…THAADの悪材乗り越えるか(2)

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