ソプラノ歌手のチョ・スミ
1983年にスタートし、隔年毎に開かれている同コンクールは、「歌曲(Song Prize)」と「アリア(Singer of the World)」の二部門がある。第1回大会のカリタ・マッティラ(ソプラノ)を皮切りに、ブリン・ターフェルやドミトリー・ホロストフスキー(バス・バリトン)、アニヤ・ハルテロス(ソプラノ)らの世界的な声楽家を輩出している。これまでカルロ・ベルゴンツィやマリリン・ホーン、ジョーン・サザーランド、トーマス・クヴァストホフなど華やかな名声を持つ声楽家がコンクールの審査委員を務めてきた。コンクールの実況はBBCテレビとラジオで全世界に中継される。
ことしで世界オペラ舞台デビュー30周年をむかえるチョ・スミは「学生時代、音盤を聞いて育った尊敬する巨匠と共に審査委員を務めることになり責任を感じている。才能ある若い歌手の歌を聞くことになり嬉しい」と明らかにした。
この記事を読んで…