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韓国外交部長が釈明 「ズボンが破れたので合間を縫って店に立ち寄った」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

尹炳世・韓国外国部長官

韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官は高高度ミサイル防衛(THAAD)体系の配備決定が発表された今月8日午前11時ごろ、ソウル江南(カンナム)新世界(シンセゲ)百貨店にいたことについて「発表時点に少しの間とはいえそのような場所に行ったことは誤解を生む余地があったと厳重に受け止めている」と11日、明らかにした。尹氏はこの日、国会外交統一委員会全体会議に参加して「公人が自分の行動を非常に敏感に、適切にしなければならないということについて改めて気づく良い契機にしたい」と述べた。

9日、ある日刊紙は尹氏が8日午前10時36分から30分ほど、随行秘書とともに江南新世界百貨店の紳士服「マエストロ」のショップを訪れてスーツを購入したと報じた。尹氏はこの日、国会で「週始めに重要な会議に出席した際、(公館から)降りようとして転倒してズボンが破れたので、これを修繕する時間を探していた」とし「日程上、平日や週末も難しく、今週は国会が継続してあるところにアジア欧州会合(ASEM)に参加しなければならなかった。私としては慎重に、目につきにくい時間として金曜日午前が適当だと考えた」と説明した。尹氏は「私は点滴注射を打つときさえも慎重に目につきにくいように選んで行く」と付け加えた。

外交部関係者は「破れたスーツはモンゴルで開かれるASEMの時に着なければならないものなので、修繕が必要だった」とし「破れた部位が大きく、元通り直らない場合に備えてASEMの時に着る間のスーツを購入したものと承知している」と話した。江南新世界百貨店「マエストロ」は尹氏御用達のショップだという。尹氏はこの日の国会ではASEMの時に着るスーツである事実は明らかにしなかった。


尹氏は「THAADの発表を知りながらデパートに行ったのか」〔共に民主党の李錫玄(イ・ソクヒョン)議員〕と問われ、「発表時点については知っていたし、発表が出た後に私がどのようなことをするべきなのかについても知っていた」と答えた。



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