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<野球>韓日米でセーブをマークした呉昇桓

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
最後のアウトカウント一つは容易ではなかった。3-0とリードした9回裏、カーク・ニューエンハイス(29、ミルウォーキー)とのフルカウントの勝負で、呉昇桓(オ・スンファン、34、セントルイス)は大きく落ちるチェンジアップを投げ、空振り三振に仕留めた。メジャーリーグ(MLB)デビュー40試合目で初めて抑え投手として初セーブを手にした瞬間だった。

捕手ヤディア・モリーナ(34)は呉昇桓(オ・スンファン)に駆け寄って握手をし、抱きしめた。チームメートはハイファイブをした後、約束でもしたかのように呉昇桓の尻を一度ずつ叩いていった。韓国・日本で最高の抑え投手だった呉昇桓がMLBでもセーブをマークしたことを祝うためだった。呉昇桓はMLBドットコムのインタビューで「幸せという言葉のほかに今の感情を表現することはできない。(MLB初セーブは)私の野球人生で重要な目標達成の一つ」と語った。

呉昇桓はクローザ―を任されてから3度目の登板となった3日のミルウォーキー戦で、1イニングを無安打2奪三振の無失点に抑えた。韓国で9年間277セーブ、日本で2年間80セーブという記録を持つ呉昇桓は個人358セーブ目をMLBで挙げた。韓国人投手がセーブをマークしたのは2008年8月3日(当時LAドジャースの朴賛浩)以来8年ぶり。韓日米リーグすべてでセーブをマークした韓国人投手は呉昇桓が初めてだ。これに先立ち日本人投手の高津臣吾(48)が日本で286セーブ、MLBで27セーブ、韓国で8セーブをマークしている。


今季MLBに進出した呉昇桓はオープン戦から安定した投球を見せた。球威が認められ、開幕後はリードしている試合で中継ぎとして起用されてきた呉昇桓は、セントルイスのトレバー・ローゼンタール(26)が不振に陥ると代わりにクローザ―を務めることになった。最高153キロの速球、鋭い変化球だけでなく、集中力もMLBトップ級と認められた。呉昇桓のチームメートの投手アダム・ウェインライトは「呉昇桓は素晴らしい才能を持っている。どんな状況でも恐れない投手」と評価した。

朴炳鎬(パク・ビョンホ、30、ミネソタ)は2日、マイナーに降格した。シーズン初めに特大本塁打を放っていた朴炳鎬(パク・ビョンホ)は5月中旬から速球に苦戦した。深刻なストレスに苦しんでいた朴炳鎬は先発ラインナップから外され始め、最近11試合は打率が5分3厘まで落ちた。朴炳鎬はトリプルAチームに合流した後、3日のシラキュース戦に出場すると、いきなり3打数2安打1四球1死球をマークした。ミネソタのライアンGMは「朴炳鎬がうまく気持ちを切り替えてトリプルAに合流した。感謝している」と話した。



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