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<大リーグ>呉昇桓、韓日米救援王に挑戦…「その日」が近づく

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版
呉昇桓(オ・スンファン、34、セントルイス)が韓日米クローザ―(抑え投手)に挑戦する。セントルイスが集団クローザー体制を稼働する中、呉昇桓(オ・スンファン)もこの案に含まれた。

米メジャーリーグ公式ホームページMLB.comは26日(以下、日本時間)、セントルイスのマシーニー監督がクローザーのトレバー・ローゼンタールに他の役割を任せることにした、と伝えた。

メジャーリーグを代表するクローザーのローゼンタールは今季29試合に登板し、2勝3敗14セーブ、防御率5.63と振るわない。メジャー通算110セーブ、防御率2.93にはるかに及ばない成績だ。クローザーとしてはイニングあたりの出塁許容率(2.04)と9イニングあたりの四球(7.9個)があまりにも高い。ブローンセーブも3つある。


現地メディアは最近、クローザー交代の可能性を取り上げていた。マシーニー監督はローゼンタールに対する信頼を維持してきたが、25日のシアトル戦の結果があまりにも悪かった。シアトルに3-1とリードした8回、呉昇桓(オ・スンファン)が1イニングを無失点に抑えてマウンドを降りた後、ロゼンタールが9回に登板し、アウトカウントを一つも取れずアダム・リンドにサヨナラ3ランを浴びた。

マシーニー監督は「ローゼンタールが以前の姿に戻るのを待たなければいけない。現在は彼に9回を任せることはできない」と述べた。マシーニー監督は次のクローザーについて「呉昇桓、ケビン・シーグリスト、ジョナサン・ブロクストンをマウンドに上げることを考える」とし、集団クローザー体制の可能性に言及した。

MLB.comは「呉昇桓がクローザ―として最も立派」と最も高く評価した。呉昇桓はメジャー初年、2勝無敗、防御率1.66をマークしている。38イニングで奪三振は51個、WHIPはなんと0.79だ。左腕のシーグリスト(4勝2敗、防御率2.79、WHIP0.97)、ブロクストン(1勝無敗、防御率3.77、WHIP1.19)よりはるかに安定感がある。呉昇桓は韓日米のクローザーに挑戦する最初の選手だ。

呉昇桓は韓国(9年)と日本(2年)を経てメジャーリーグに進出した。これまで具台晟(ク・デソン、豪シドニー)、イ・サンフン(LG投手コーチ)、林昌勇(イム・チャンヨン、起亜)が韓国、日本、米国のプロ野球を経験したが、米国でクローザーとして活躍していない。3選手ともにかつては最高のクローザーとして君臨したが、米国では中継ぎだった。

呉昇桓はスプリングキャンプでのインタビューで「韓日米救援王に挑戦したい」と明らかにした。呉昇桓は韓国で5回、日本(セリーグ) 2回、救援王になった。呉昇桓に「その日」が徐々に近づいている。



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