ソウル駅の乗り換えセンターと乗り換えゲート
仁川(インチョン)空港駅とソウル駅をつなぐ空港鉄道を利用すれば、ソウル駅で地下鉄1号線や4号線に乗り換えて明洞(ミョンドン)・鍾路(チョンノ)・東大門(トンデムン)などの主な観光名所まで安全かつ素早く移動できるからだ。
空港鉄道はすべての駅に停車する一般列車と、仁川空港駅~ソウル駅をノンストップで運行する特急型の直通列車がある。ところでソウル駅に到着した後ほかの地下鉄に乗り換える時には、どの列車に乗ってきたかによって乗り換え方法が違うため韓国旅行前にあらかじめ乗り換え手続きを知っておくと良い。
一般列車の利用客はソウル駅の地下7階乗り場に到着した後、エスカレーターやエレベーターに乗って地下3階に移動して1号線・4号線を利用するための乗り換え用ゲートで乗車券を通せばいい。乗り換えゲートでは別途の運賃がかからない。
直通列車の利用客は仁川空港駅で乗車券を購入する際に直通列車の乗車券(仁川空港駅~ソウル駅)とソウル駅で1号線・4号線への乗り換えに必要な1回用交通カードを同時に購入した方が良い。直通列車の乗車券と1回用交通カードを同時に購入すれば、ソウル駅下車後に一般列車の利用客と同じように乗り換えゲートをそのまま利用できる。
もし仁川空港駅で1回用交通カードを購入せずに直通列車の乗車券だけを購入した場合には、ソウル駅地下7階乗り場でエスカレーターを利用して地下3階に上がった後、乗り換えゲートではなく出口ゲートを通っていったん外に出てから目的地までの1回用交通カードを購入して再び入らなければならない。
仁川空港駅近くにある「空港鉄道トラベルセンター」で「直通列車プラスTマネー交通カードセット商品」を購入するのも便利だ。
Tマネー交通カードセット商品は、直通列車の片道乗車券1枚とTマネーカードを8900ウォン(通常価格10500ウォン)で販売している。この場合にもソウル駅の到着時にゲートの外に出て行く必要はなくそのまま乗り換えゲートを通って1号線や4号線を利用できる。ただTマネーカードには最初は電子マネーが入っていないため1・4号線など地下鉄利用区間分の金額を事前にチャージ(入金)しておかなければならない。
一方で地下鉄1・4号線からソウル駅の乗り換え通路を使って空港鉄道を利用する場合にも一般列車はそのまま乗り換えゲートを通過すれば良いが、直通列車を利用する場合にはいったんゲートの外に出た後、地下2階の直通列車キップ売り場で新たに乗車券を購入しなければならない。
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