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<バレーボール>日本との対決控えた韓国代表・金連境、特別な覚悟(1)

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

身長192センチの金連境(キム・ヨンギョン)は「女子バレーボール界のメッシ」と呼ばれる世界最高のアタッカーだ。リオオリンピックでメダル獲得を狙う金連境が、ブラジルの地図が描かれた地球儀とバレーボールの球を持って笑っている。

8月6日、ブラジルのリオデジャネイロのマラカナンジーニョ体育館。40年ぶりにオリンピックメダルを狙う韓国女子バレーボールチームは「宿敵」日本と1次リーグ開幕戦を行う。日本は2012年ロンドンオリンピック当時の3・4位決定戦で韓国をセットスコア0-3で破り銅メダルを獲得したチームだ。雪辱を意気込む韓国の先鋒には「バレーボール界のメッシ」と呼ばれる金連境(キム・ヨンギョン、28、フェネルバチェ)が立つ。

金連境はすでに先月、東京で開かれたリオオリンピック世界予選で真価を発揮した。当時、韓国は金連境の活躍を前面に出して日本を3-1で破りオリンピック出場を決めた。日本のスポーツ報知は「金連境の強打に屈服した。彼女は100年に1度出るかどうかという選手」などと絶賛を惜しまなかった。しかしイ・ジョンチョル女子バレーボール代表チーム監督(56)はこの評価に同意しない。イ監督は「100年ではなく200年過ぎても金連境のような選手は出てこないだろう。金連境は神が下さった大韓民国の宝」と話した。

国宝級の選手だが、金連境はオリンピックを控えて少しも緊張を緩めていない。10日忠清北道(チュンチョンブクド)の鎮川(ジンチョン)選手村で会った金連境は、会話をするのが難しいほど喉がかれていた。先月、世界予選4位に上がってオリンピックのチケットを手にした代表チームは5日からオリンピックに備えた合宿練習を行っている。


代表チームの主将である金連境は「世界予選の時からのどの状態が良くなかった。コートであまりにも叫びすぎた。久しぶりに韓国の選手と会って無駄口をたたいていたからのようだ」と笑った。トルコリーグで活躍している金連境はシーズンが終わるとすぐに代表チームのユニホームを着て世界予選に出場した。足の筋肉痛で苦労しながらも闘魂を発揮してオリンピックチケットを持ち帰った。10日間の短い休暇を終えた後、代表チームの地獄の特訓に合流した。

金連境は「普通の強行訓練ではない。大変で死にそうだ」と言って頭を横に振っていた。イ・ジョンチョル監督は金連境を絶賛しながらもプレッシャーをかける。その意味をよく分かっている金連境は「初めは監督の称賛が負担になった。しかし今はその言葉にふさわしい選手になろうと努力している」と話した。



<バレーボール>日本との対決控えた韓国代表・金連境、特別な覚悟(2)

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