韓国で社会現象を巻き起こしたウェブ漫画（ウェブトゥーン）『未生　ミセン』の日本語版の刊行が決定した。

『未生　ミセン』は韓国で１０億アクセスを記録し、コミックスは累計２００万部を突破、ドラマ版も異例の高視聴率を叩き出した話題作だ。

講談社コミッククリエイトによると、『未生　ミセン』は２３日から刊行が開始される。邦訳版は原作コミックスの魅力をそのままに全９巻をフルカラーで刊行。第１巻～３巻は６月２３日、以降９月まで毎月２巻ずつ発売される予定だ。


また、この作品はフジテレビ系列で７月よりスタートする中島裕翔（Ｈｅｙ！　Ｓａｙ！　ＪＵＭＰ）主演の連続ドラマ、『ＨＯＰＥ～期待ゼロの新入社員～』の原作でもある。

作者は日本でも大ヒットした映画『インサイダーズ／内部者たち』の原作など、社会派として知られるユン・テホ。

本作は囲碁のプロ棋士という夢に挫折し、商社のインターンとして新たな世界に飛び込んだチャン・グレと、その上司や同期たちの姿を通して会社員の哀歓をリアルに描き、韓国ではサラリーマンの必読書となっている。