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<五輪サッカー>韓国監督、オーバーエージ選手決まらず焦り(1)

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

申台龍(シン・テヨン)監督

2016リオデジャネイロオリンピック(五輪)を控えたサッカー韓国U-23(23歳以下)代表がオーバーエージ(23歳超過選手)3枚を確定できず、焦りを感じ始めている。

申台龍(シン・テヨン)監督は当初、オーバーエージに洪正好(ホン・ジョンホ、27、アウクスブルク)、張賢秀(チャン・ヒョンス、25、広州富力)、孫興民(ソン・フンミン、24、トッテナム)を指名した。しかし国際サッカー連盟(FIFA)によると、ワールドカップ(W杯)とは違って五輪は選手の所属チームが代表チームの招集に応じる義務がない。このため大韓サッカー協会はオーバーエージ候補3人の所属チームとの協議に苦労している。

申監督は先月30日、「オーバーエージは守備を中心に考えていたが、所属チームとの協議が円満に進まず、私が考えていたものとはずれが生じている」とし「オーバーエージ選手を早期に確定したいが、そのようにできず、もどかしさを感じている」とも語った。


懸念は現実になった。洪正好の五輪チーム合流が消えた。サッカー協会の関係者は8日、韓国日刊スポーツ(IS)との電話で、「アウクスブルク球団から所属選手の洪正好を五輪期間に送り出すことはできないという通知を受けた」と明らかにした。申監督は4月、ドイツに渡って試合をチェックし、洪正好をオーバーエージ枠の一人に決めた。

残り2枚の孫興民と張賢秀の所属チームは五輪チーム合流を許諾した。しかしトッテナム、広州ともに招集時期をめぐり代表チームと隔たりがあり、申監督は焦りを感じている。

広州は張賢秀の招集に応じる時期を試合日程がある7月20-23日以降とみている。現在、中国スーパーリーグ9位にとどまっている広州は毎試合、全力を注いでいる状況だ。キャンプに入るトッテナムも孫興民の五輪チーム早期合流に同意していないという。早い時期にチームを完成させ、従来の選手とオーバーエージ選手のプレーを合わせるという申監督の計画に支障が生じるしかない理由だ。



<五輪サッカー>韓国監督、オーバーエージ選手決まらず焦り(2)

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