漁民が中国違法漁船を拿捕することになった経緯は、中国漁船による弊害をこれ以上放置できない状況であるからだ。漁民は中国漁船が違法操業で西海のワタリガニ漁場を破壊していると悔しさを訴えている。網の目が細かい中国漁船の違法操業でワタリガニの漁獲量が大きく減った。2009年に292万キロだった延坪島ワタリガニ漁獲量が2010年には242万キロ、昨年はなんと3分の1の117万キロに急減した。一方、中国漁船はNLL海上を荒らしている。南北がお互い接近を警戒する水域であることを悪用し、無断に侵入してワタリガニを漁獲した。
さらに中国漁船はNLLに沿って江華島(カンファド)近隣の漢江(ハンガン)河口まで、20-30隻ずつ集まって違法操業をしている。江華島-喬桐島-ブルウム島とつながる漢江河口は国連軍司令部が管轄する中立区域であるため、軍と海洋警察が取り締まることはできない。この地域の漁民だけが中国漁船の違法操業に地団駄を踏んでいる。
さらに中国漁船はNLLに沿って江華島(カンファド)近隣の漢江(ハンガン)河口まで、20-30隻ずつ集まって違法操業をしている。江華島-喬桐島-ブルウム島とつながる漢江河口は国連軍司令部が管轄する中立区域であるため、軍と海洋警察が取り締まることはできない。この地域の漁民だけが中国漁船の違法操業に地団駄を踏んでいる。
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