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<野球>歴代最大本塁打は157メートル…韓国では場外なら無条件150メートル(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

米スポーツメディアESPNが測定を始めた2000年以降、メジャーリーグの最長飛距離ホームランは2004年にアダム・ダンが放った157メートル。ダンは2001年から2015年までシンシナティ、ワシントン、シカゴ・ホワイトソックスなどでプレーし、本塁打462本を放ったスラッガーだ。写真はホワイトソックス時代のダン。(中央フォト)

「ボールはどこへ行ったのか」。

先月16日、朴炳鎬(パク・ビョンホ、30、ミネソタ・ツインズ)がLAエンゼルス戦で特大本塁打を放った後、ミネソタ球団がソーシャルネットワークサービス(SNS)に載せたコメントだ。当時、朴炳鎬の打球は中継カメラが追いつけないほど速いスピードで遠くへ飛んでいった。この打球の飛距離は142メートルで、今季のMLBで5番目の長距離本塁打(11日現在)となった。

今季のMLB最長飛距離本塁打は7日にマイアミ・マーリンズの外野手ジャンカルロ・スタントン(27)が放った149メートル。しかし米スポーツメディアESPNは「スタントンの本塁打はすごいが、2000年以降のランキングでは10位以内にも入らない」と伝えた。米国人は1953年にニューヨーク・ヤンキースのミッキー・マントル(95年死去)が打った172メートルの本塁打が今まで最も遠くに飛んだ打球だと信じている。当時、ワシントンのグリフィス球場のフェンスを越えた打球は付近の住宅街まで飛んでいった。これを目撃したある少年の言葉を信じてヤンキース球団は飛距離を公式発表した。


最近、MLBはレーダー追跡技術を導入した。打球の動きと位置の変化を正確に測定して出す。ESPNも物理学と統計学を取り入れた「ホームラントラッカー」を通じて打球データを提供している。

ESPNによると、測定を始めた2000年以降の最長飛距離記録は、アダム・ダン(37、当時シンシナティ)が2004年8月11日にLAドジャース戦で放った本塁打だ。ダンの打球はホーム球場グレートアメリカンボールパークの場外に出て、球場のそばを流れるオハイオ川に落ちた。シンシナティ球団はこの本塁打の飛距離を162メートルと発表したが、ESPNは打球の角度・速度などを計算し、157メートルと明らかにした。

韓国プロ野球で公認された最長飛距離本塁打は150メートル。1982年の白仁天(ペク・インチョン、当時MBC)、1997年の梁ジュン赫(ヤン・ジュンヒョク、サムスン)、2000年の金東柱(キム・ドンジュ、斗山)、2007年の李大浩(イ・デホ、ロッテ)の4人が同じ記録の保持者だ。金東柱は2000年5月4日にソウル蚕室(チャムシル)球場で初めて場外本塁打を放ち、その7年後に李大浩が釜山社稷(サジク)球場で初めての場外本塁打を記録した。

韓国では記録員の目が飛距離測定道具となる。各球場記録員室には本塁打飛距離算定の基準となる球場の図面がある。記録員は目で確認した落球位置を図面に代入し、5メートル単位で飛距離を発表する。2014年にネクセンでプレーした朴炳鎬がソウル木洞(モクトン)球場の電光掲示板を越える特大本塁打を放ったが、飛距離は145メートルと発表された。多くのファンは朴炳鎬の打球の飛距離が過小評価されたと指摘した。昨年8月25日に木洞で朴炳鎬が放った45号本塁打の公式飛距離は135メートルだったが、追跡装備の測定結果は159メートルだった。



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