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韓経:日本企業の独走…超高速エレベーター競争に韓国はいない(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
世界の超高速エレベーター市場で日本企業の独走が続いている。東芝、日立製作所、三菱電機などの日本企業が相次ぎ世界で最も速いエレベーターを出している。一方、韓国の代表企業である現代(ヒョンデ)エレベーターが超高速エレベーター市場でおさめた成績表は期待以下だ。現代エレベーターが推進している世界市場進出のためには、超高速エレベーター市場をまず突破しなければいけないという指摘が出ている。

◆日本3社が超高速競争を主導

日本の三菱電機は秒速最高20.5メートル(時速73.8キロ)で運行する世界最高速度のエレベーターを開発したと11日発表した。このエレベーターは中国最高層ビルの上海センタービルディング展望台用に設置される予定だ。地下2階から地上119階まで53秒で移動できる。三菱電機はすでに供給予定だった秒速18メートルのエレベーター3基中1基を今回開発したエレベーターに交換することにした。


三菱電機が今回の超高速エレベーターを開発するまでは日立製作所のエレベーターが世界で最も速いエレベーター(開発基準)だった。日立は年末に竣工予定の中国広州CTFファイナンスビルディングに秒速20メートルのエレベーターを供給する計画だ。現在運行中であるエレベーターの中では東芝が台湾のタイペイ101ビルディングに設置した秒速16.8メートルのエレベーターが最も速い。日本企業同士で追いつ追われつ最高速度の記録を更新している。

三菱電機は超高速エレベーター市場攻略のために仁川(インチョン)経済自由区域松島(ソンド)地区に35億円(約380億ウォン)をかけて韓国三菱エレベーター親工場を作る予定だ。2017年4月から年間4000基を生産して中国など世界的に増える高速エレベーター需要増加に備えるという計画だ。

日立もグローバル金融危機後にこれまでの家電中心の電子会社から社会インフラ企業へと変貌しながらエレベーター事業を積極的に育成している。会計不正で経営難に直面した東芝は家電・医療機器の事業部門を整理したが、エレベーター部門は継続していくことにした。



韓経:日本企業の独走…超高速エレベーター競争に韓国はいない(2)

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