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「米国家情報長官、朝米平和協定に対する韓国の立場打診」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
クラッパー米国家情報長官(DNI)が訪韓中に朝米平和協定交渉に対する韓国側の立場をいくつかの経路で打診したと、複数の政府当局者が6日伝えた。クラッパー長官は4日、非公開で韓国を訪問し、韓民求(ハン・ミング)国防部長官と国家情報院の関係者に会った後、5日に出国した。

匿名を求めた外交安保部処の当局者は「韓米両国情報機関は数回接触し、情報交流協力のための協議を進める」とし「北が第7回党大会が終わった後、攻勢的に出てくる可能性に対応してクラッパー長官と協議があった」と述べた。特に、「クラッパー長官との対話内容の中には、米国が北と平和協定に関する議論をする場合、韓国がどの程度まで譲歩できるのかという趣旨の話もあった」と説明した。別の当局者も「中国が平和協定議論の必要性をあまりにも強く主張しているうえ、北も党大会後にこの問題を提起すると予想される」とし「クラッパー長官が平和協定を取り上げたのはこうした局面に備えるためのようだ」と伝えた。

その間、韓米両国は北朝鮮が非核化を行動で見せるまでは平和協定の議論はできないと明らかにしてきた。北朝鮮は昨年末、米国側に平和協定に関する議論を提案したが、進展はなかった。北朝鮮はその直後の1月、4回目の核実験を敢行した。中国は機会があるたびに非核化を前提に朝米平和協定の締結を主張している。


これに関連し、ニューヨークタイムズは2日付の社説で「北朝鮮が6日に開催される第7回労働党大会後、(平和協定に関連する)対話を提案してくる場合、米国政府はこれを拒否せずに応じるべきだ」と促した。



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