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<中央日報-CSISフォーラム>「北朝鮮崩壊に対応…韓日米中が協議を」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
ウェンディ・シャーマン前米国務次官は「北朝鮮が内部崩壊またはクーデター状況を迎える可能性を想定し、韓国と米国、中国、日本が早期に協議しなければいけない」と主張した。

シャーマン前次官は3日(現地時間)、中央日報と米戦略国際問題研究所(CSIS)がワシントンCSISで開催した「中央日報-CSISフォーラム2016」で演説し、「中国は韓半島(朝鮮半島)の現状維持を望んでいるが、韓半島の現体制は持続可能でないだけに、予測できない急変事態とクーデターまで考えるのは必須」と述べた。続いて「米国・中国が韓国・日本とともに率直に議論してこそ、より多くの部分で合意できるだろう」と主張した。

シャーマン前次官は民主党の大統領候補が確実視されるヒラリー・クリントン陣営で外交部門を担当している。クリントン氏が大統領選挙で勝利すれば、米国の外交政策立案で役割を果たすと予想される。


ビル・クリントン政権では対北朝鮮政策調整官を務めて北朝鮮核交渉を主導し、2000年に姜錫柱(カン・ソクジュ)外相とともに「朝米共同コミュニケ」を作成した。シャーマン前次官の北朝鮮クーデターへの言及は、クリントン氏が執権する場合、核を放棄させるために北朝鮮により強力な圧力を加える可能性があることを示唆している、という解釈も出ている。

シャーマン前次官は「北朝鮮政権が崩壊した時、韓国・米国・中国軍はどのように段階的な行動をするのか、各国軍の葛藤と衝突はどのように防ぐのか、北朝鮮の核物質・核兵器をどう処理するのか、朝中国境問題はどうするのか、韓半島政権は連邦制か単独政府かなど、すべての当事国が考える問題」と述べた。



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