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北朝鮮36年ぶりの最高機関大会、「金正恩総書記時代」開かれるか(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
北朝鮮が第7回朝鮮労働党大会を5月6日に開く。1980年10月の第6回党大会以来36年ぶりとなる党大会だ。北朝鮮は徹底した党優位国家体制なので党大会が最高機関だ。特に今回の党大会は、金正恩(キム・ジョンウン)労働党第1書記の執権5年後に開催される。

◆観戦ポイント=金正恩の後ろにつく「党第1書記」の職責が維持されるのか変わるのかが最大の関心事だ。北朝鮮は2012年4月の第4回党代表者会議で党規約を変えて金正日(キム・ジョンイル)総書記を「永遠の総秘書」として高めた一方、党を代表する首班として「党第1書記」職を新たに作った。この職位に金正恩が就いた。一部では今回、金正恩の党総書記への推戴の可能性が提起されている。北朝鮮専門家たちの意見は交錯している。西江(ソガン)大学のキム・ヨンス教授(政治外交学)は「金正恩が総書記になる可能性があり、『オーダーメード型職位』を新たに作る可能性もある」と話した。一方で世宗(セジョン)研究所の鄭成長(チョン・ソンジャン)統一戦略研究室長は「父親の金正日に付与した『永遠の総書記』職を再び奪う可能性はゼロ%に近い」として「金正恩の職責は変動しないだろう」と予想した。

大々的な世代交代が行われる可能性も高い。鄭成長室長は「金正恩と共に今後10年以上にわたり北朝鮮を導く核心エリートの陣容が構築される」としながら「革命重鎮の金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長が第一線から退き、崔竜海(チェ・ヨンヘ)秘書がこの座を引き継ぐ可能性がある」と展望した。この場合、党大会で金永南に代わる政治局常務委員〔金正恩、金永南、黄炳瑞(ファン・ビョンソ)人民軍総政治局長ら3人)に崔竜海を任命し、党大会後に最高人民会議を直ちに招集して新しい常任委員長に崔竜海を選出する可能性があるという話だ。鄭室長は「臥病状態である姜錫柱(カン・ソクチュ)党国際担当秘書と金基南(キム・ギナム)党宣伝扇動部長の勇退の可能性もある」と話した。


反論もある。自由民主研究院のユ・ドンヨル院長は「金正日が金正恩に『革命の重鎮を優待せよ」という遺訓を残しただけに、老壮青の調和原則を揺るがすことはない」としながら「相当な幅で世代交代はあるだろうが、重鎮の職責をわざわざ交代させることはないと思われる」と話した。



北朝鮮36年ぶりの最高機関大会、「金正恩総書記時代」開かれるか(2)

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