韓国は４大会連続オリンピックトップ１０に挑戦する。

韓国は２００４年アテネオリンピック（五輪）９位（金メダル９個）、２００８年北京五輪７位（金１３個）に続き２０１２年ロンドン五輪では５位（金メダル１３個）に入った。

リオ五輪１６種目に１３８選手の出場を確定した韓国は、金メダル１０個以上・総合１０位以内の入賞を目標に掲げた。


２０１２年ロンドン五輪で大韓民国に初の金メダルをもたらした射撃の秦鍾午（チン・ジョンオ、３７）が８月７日、１０メートル空気拳銃でリオ五輪初の金メダルを狙う。２００８年北京五輪５０メートル拳銃、２０１２年ロンドン五輪１０メートル空気拳銃と５０メートル拳銃で金メダルを獲得した秦鍾午は、８月１１日５０メートル拳銃で個人種目オリンピック３連覇に挑戦する。これまで冬・夏季オリンピックをあわせて一種目で３大会連続金メダルを獲得した選手はまだ一人もいない。

２０１２年ロンドン五輪２５メートル拳銃金メダリストのキム・ジャンミ（２４）は８月１０日、同じ種目での２連覇を目指す。歴代オリンピックで種目別最多の１９個の金メダルを胸にかけたアーチェリーもメダル大量獲得に出る。キム・ウジン（２４）が先鋒に立った男子アーチェリー代表チームは８月７日団体戦に出場し、キ・ボベ（２８）が主軸の女子アーチェリー代表チームは８月８日の団体戦で８連覇に挑戦する。

メダルの期待がかかる柔道女子のキム・ジャンディ（２５）が８月９日に５７キロ級に、男子はクァク・ドンハン（２４）が８月１１日に９０キロ級にそれぞれ出撃する。２０１２年ロンドン五輪レスリング・グレコローマンスタイル６６キロ級で目にアザをつくりながらも闘魂の金メダルを獲得したキム・ヒョンウ（２８）は８月１５日に階級をひとつ上げた７５キロ級で金メダルに挑戦する。韓国が宗主国のテコンドーではキム・ソヒ（２４）が８月１８日に女子４９キロ級で金メダルを狙い、イ・デフン（２４）は１９日に男子６８キロ級に出場する。１１２年ぶりにオリンピック正式種目に復活したゴルフでは朴仁妃（パク・インビ）が８月２１日、金メダル争いを繰り広げる。