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<五輪サッカー>韓国監督「1%の油断もない、オーバーエイジはDF側に」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

U-23韓国代表の申台龍(シン・テヨン)監督(中央フォト)

「1%も油断はしない」。

サッカーU-23(23歳以下)韓国代表の申台龍(シン・テヨン)監督(46)が2016年リオデジャネイロオリンピック(五輪)を100日後に控えて記者会見を開いた。五輪はブラジル・リオデジャネイロで8月5日から21日まで開催される。4月27日がD-100だ。

申監督は26日、ソウル新門路のサッカー会館で行われたリオ五輪D-100記念記者会見で、「2012年ロンドン五輪のように好成績を出すために最善を尽くす」とし「毎試合を決勝だと考えて臨む。1%も油断はしない」と述べた。


洪明甫(ホン・ミョンボ)監督が率いた韓国U-23代表は2012年ロンドン五輪で銅メダル神話を築いた。リオ五輪のグループリーグC組に属した韓国は8月5日にフィジー、8日にドイツ、11日にメキシコと対戦する。早くからオーバーエイジ(23歳超過選手)枠(3人)の1人に孫興民(ソン・フンミン、24、トッテナム)を指名した申監督は、残りの2人について「守備への不安からDF側に重きを置いている」と述べた。中央DF洪正好(ホン・ジョンホ、27、アウクスブルク)らが候補に挙がっている。以下は申監督と一問一答。

--五輪を控えた所感は。

「五輪に球技種目がほとんど出ないので荷が重い。最近、ブラジルでの組み合わせ抽選と現地視察に行ってきたが、毎試合を決勝だと思って最善を尽くせば良い成績を出せるだろうと考えた。残りの100日間、一歩ずつ準備していけば、ロンドンの時のように良い成績を出せるのではないかと思う」

--2012年8月13日のロンドン五輪の銅メダル祝宴に出席し、当時の洪明甫(ホン・ミョンボ)監督に「次の五輪チーム監督は誰になるか分からないが、本当に大変になるだろう」と話していた。

「当時、城南(ソンナム)所属のGK鄭成竜(チョン・ソンリョン)に招待されて行き、そのように話したが、まさか自分がなるとは想像もしていなかった。洪明甫先輩が良い成績を残しただけに、我々のチームが頑張ってもう一度、国民に希望をプレゼントできるように努力したい」

--選手として1992年にバルセロナ五輪に出場し、グループリーグ3試合すべてに出たが、3分けで脱落した。

「当時は相手と対等な試合をしながらも3分けという残念な結果に終わった。リオに行けば選手たちにもう少し自信を持って積極的にプレーするよう話したい。選手時代の経験を生かしていく考えだ」

--ポジション別の悩みは。

「守備に対する不安がメディアを通じてよく出ている。私も守備が強化されなければいけないと考えている。世界大会では守備が強いチームが良い成績を出す。Kリーグ所属のDFはあまり試合に出場できず、非常に難しい部分がある。最終招集の時は体力を高めるために準備しなければいけないようだ。ファン・ヒチャン(ザルツブルク)らが入ってくれば攻撃は良くなりそうだ」

--1月のカタールU-23アジア選手権の決勝で日本に2-3で逆転負けした。もしまた五輪4強以降に日本と対戦することになれば。

「日本に敗れた時は本当に残念で、申し訳なかった。私には薬になったと考える。多くのことを学んだ。日本と五輪4強で会うことになれば、当時より良い試合ができるように準備しなければいけない。サッカーは一瞬、1%も油断してはいけない。4強でぶつかれば90分いや120分間、うまく準備して失敗が繰り返されないように最善を尽くす」

--「ロンドンの奇跡を越える」という言葉は負担になるのでは。重圧感がありそうだが。

「ロンドン五輪4強の奇跡を越えるというのは自信を持って話す部分ではない。フィジー戦から毎試合が決勝だと考えて準備する。うまくやればロンドン当時のように上がれるのではないかと思う。ただ、サッカーというものは一瞬でも崩れれば予選で脱落することもあり、まずは私自身から1%も油断してはいけない」



<五輪サッカー>韓国監督「1%の油断もない、オーバーエイジはDF側に」(2)

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