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「韓国と中国は1組みの箸のような関係」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

22日に忠清南道内浦新都市の道庁を訪問した中国貴州省の陳敏爾党書記(右から3人目)が安熙正知事(右)に同庁に展示された貴州省の観光地の写真について説明している。(写真=忠清南道)

「韓国と中国はどちらも箸を使う民族だ。箸は2本で1組みになって初めて自らの機能を果たすことができる。韓国と中国との関係がそうだ」。

22日に忠清南道(チュンチョンナムド)内浦(ネポ)新都市の道庁を訪問した中国貴州省の陳敏爾党書記は安熙正(アン・ヒジョン)知事と会い、両国の協力の重要性をこのように強調した。両地方政府はビッグデータ産業、観光などの分野で協力を拡大していくことにした。忠清南道庁は22日を「貴州の日」に指定し関連行事を多彩に行ったりもした。

陳党書記は習近平国家主席の最側近で、来年秋に開かれる第19次党大会で重任を務めることが有力視される人物だ。習主席が浙江省党書記を務めていた時に宣伝部長として在職し、新聞コラムと演説文の草稿を執筆し信任を得たとされている。彼と安知事の会合は「潜竜」の出会いという点で関心を引いたりもした。


19日から5日間の日程で行われた陳党書記の今回の韓国訪問は貴州省に対する韓国の関心を呼び起こした。特に仁川(インチョン)~貴陽間の航路開設で観光交流が大きく増えると期待される。陳党書記は「マオタイ酒の故郷貴州は黄果樹瀑布、陽明学発祥の地などでも名高い。より多くの韓国人観光客が貴州を訪れられるよう便宜施設を拡充している」と話した。陳党書記は投資誘致にも積極的に取り組んだ。彼は「貴州にビッグデータ関連企業と設備が入るビッグデータタウンが建設されるなど、貴州がビッグデータ産業のゆりかごとして成長している」とし、サムスンやCJなどの幹部と会い投資を打診した。



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