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<大リーグ>ビッグリーグ打者、呉昇桓の球の59%に手が出なかった

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

呉昇桓

「球に触れることもできない(completely unhittable)」

メジャーリーグ(MLB)データ専門サイトの「ファングラフス(FanGraphs)」が19日、呉昇桓(オ・スンファン、34、セントルイス)の連続無失点記録に対する分析記事を掲載してこのように説明した。このサイトは「注目すべき記録」としながら呉昇桓と対戦した打者のコンタクト率を紹介した。コンタクト率は打者がスイングをした時にボールをバットに当てる比率だ。球威のある投手の場合、空振りを多く誘導するためコンタクト率が低くなる。

ファングラフスによると、ストライクやボールを問わず、呉昇桓と対戦した打者のコンタクト率は41.2%だ。この部門ではMLBトップだ。ストライクの被コンタクト率は38.7%で、こちらも1位だ。ストライクゾーンに球が入ってきても打者はその3分の2近くを空振りしてしまうという意味だ。


今シーズン25打者以上を相手にした投手を対象に分析したこの資料で、呉昇桓の記録は抜きん出て見える。被コンタクト率2位はクレイグ・キンブレル(ボストン、59.5%)で、ストライクゾーン被コンタクト率2位はショーン・ドゥーリトル(オークランド、64.5%)で呉昇桓の記録とはかなりの開きがある。ファングラフスは「歴代ブルペン投手の最低被コンタクト率は2014年アロルディス・チャップマン(ニューヨーク・ヤンキース)の56%だった。昨年はチャップマンとアンドリュー・ミラーの2人だけが60%以下のコンタクト率を記録した」と明らかにした。

ファングラフスによると、呉昇桓がMLB打者を圧倒している球種はスライダーであることが分かった。同サイトは「呉昇桓が投げたスライダー31球のうち、打者がスイングしたのは15回だったがそのうち12回が空振りだった。呉昇桓のスライダーは時速140キロまで出る」で説明した。呉昇桓は正規シーズン6と2/3イニングを投げて1被安打無失点におさえながら11奪三振を記録した。



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