LGエレクトロニクスが1~3月期に営業利益5000億ウォン台のサプライズ業績を収めた。LGエレクトロニクスは11日、1~3月期の業績速報値発表で売り上げ13兆3621億ウォン(約1兆2600億円)、営業利益5052億ウォンを記録したと明らかにした。売り上げは多少減ったが営業利益は前四半期より44.8%、前年同期より65.5%増えた。LGエレクトロニクスの営業利益が5000億ウォンを超えたのは2014年4~6月期以来7四半期ぶりだ。
LGエレクトロニクスの1~3月期業績には人気を呼んでいる戦略スマートフォン「G5」の販売台数は含まれていない。G5は先月31日に発売され1~3月期業績からは抜けている。
サプライズ業績は「高仕様」「部品価格」「為替相場」という3つのキーワードで説明できる。まず生活家電を担当するH&A部門とテレビ事業を担当するHE部門で高仕様製品の販売比率が大きく増えた。LGエレクトロニクス関係者は「1台当たり270万~280万ウォンのプレミアム洗濯機『ツインウォッシュ』の場合、世界市場で1日最大700台契約されるほど人気を呼び、1台当たり800万~900万ウォンと高価な有機ELテレビの販売台数も着実に増加している」と説明した。
高価な家電がよく売れているがこれに使われる部品の価格は下がり収益性が改善された。テレビ事業を担当するHE部門の場合、核心部品である液晶パネル価格に収益性が大きく左右される。市場調査会社のIHSによると40インチのフルHDパネルは現在95ドル台で取り引きされている。昨年7月には135ドルで売られていた。東部証券のクォン・ソンリュル研究員は、「昨年1~3月期に62億ウォンの赤字を記録したHE部門が今年1~3月期には7%を超える営業利益率を記録したもの」と分析した。市場ではHE部門だけで1~3月期に2000億ウォン水準の営業利益を上げたと推定する。ウォン安も業績に影響を及ぼした。昨年末に1ドル=1172.5ウォンだった為替相場は2月末に1241ウォンまでドル高ウォン安が進んだ。1~3月期の3カ月のうち2カ月ほどでウォン安の恩恵を得た。
LGエレクトロニクス、G5除いても1~3月期に5000億ウォンの利益(2)
LGエレクトロニクスの1~3月期業績には人気を呼んでいる戦略スマートフォン「G5」の販売台数は含まれていない。G5は先月31日に発売され1~3月期業績からは抜けている。
サプライズ業績は「高仕様」「部品価格」「為替相場」という3つのキーワードで説明できる。まず生活家電を担当するH&A部門とテレビ事業を担当するHE部門で高仕様製品の販売比率が大きく増えた。LGエレクトロニクス関係者は「1台当たり270万~280万ウォンのプレミアム洗濯機『ツインウォッシュ』の場合、世界市場で1日最大700台契約されるほど人気を呼び、1台当たり800万~900万ウォンと高価な有機ELテレビの販売台数も着実に増加している」と説明した。
高価な家電がよく売れているがこれに使われる部品の価格は下がり収益性が改善された。テレビ事業を担当するHE部門の場合、核心部品である液晶パネル価格に収益性が大きく左右される。市場調査会社のIHSによると40インチのフルHDパネルは現在95ドル台で取り引きされている。昨年7月には135ドルで売られていた。東部証券のクォン・ソンリュル研究員は、「昨年1~3月期に62億ウォンの赤字を記録したHE部門が今年1~3月期には7%を超える営業利益率を記録したもの」と分析した。市場ではHE部門だけで1~3月期に2000億ウォン水準の営業利益を上げたと推定する。ウォン安も業績に影響を及ぼした。昨年末に1ドル=1172.5ウォンだった為替相場は2月末に1241ウォンまでドル高ウォン安が進んだ。1~3月期の3カ月のうち2カ月ほどでウォン安の恩恵を得た。
LGエレクトロニクス、G5除いても1~3月期に5000億ウォンの利益(2)
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