韓半島(朝鮮半島)全域が、深刻な粒子状物質で覆われた。粒子状物質の濃度が「非常に悪い」水準(201マイクログラム毎立方メートル)を記録した10日、ソウル光化門(クァンファムン)広場を訪れた観光客がハンカチで口と鼻を覆いながら歩いている。
8日から10日までの3日間で韓半島の空が深刻な粒子状物質に覆われた。ソウルなど首都圏では3日間ずっと粒子状物質注意報が発令された。だが環境部の粒子状物質予報は3日間とも全てはずれた。
誤報は8日に始まった。粒子状物質予報を専門に担当している環境部国立環境科学院は8日午前11時に「ソウルを含めた全国の粒子状物質が『普通』水準にとどまる」と予報した。この日午後3時、ソウル市は粒子状物質注意報を発令した。注意報は粒子状物質の平均濃度が基準値(150マイクログラム毎立方メートル)を超えて2時間以上持続する時に発令される。予報文が発表されて4時間も経たずに粒子状物質の濃度が急激に高まったのだ。これに対して国立環境科学院の関係者は「中国発スモッグが韓半島の上層部を過ぎ去ると予想していたが、強い下降気流が形成されながら粒子状物質が地表面にどっと降りてきた」と説明した。
国立環境科学院は9日、ソウルなど首都圏の粒子状物質濃度を「悪い」水準と予測したが、実際には「非常に悪い」水準を記録した。今春に入って最も強力な粒子状物質が近づいてきたのだ。この日全羅北道(チョンラブクド)など南部地方では気象庁の予報文に含まれていなかった中国発の黄砂まで重なりながら韓半島全域が粒子状物質に苦しめられた。国立環境科学院は10日、全国の粒子状物質濃度を「悪い」水準と予報したが、ソウルの中浪区(チュンナング)など一部では粒子状物質濃度が「非常に悪い」水準(201マイクログラム毎立方メートル)を記録した。
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