2010年エベレスト登頂をめざしている韓国登山家のホ・ヨンホ氏。
ホ・ヨンホ氏は31日、「エベレスト雪山の壮観を国民がリアルに鑑賞することができるように登攀過程を360度VRカメラで撮影する計画」と明らかにした。撮影された映像資料は教育用・講義用に使われ、希望があれば企業や団体にも公開する計画だ。VRで撮影された映像では、一般の人が雪山の真中に立って上下・前後・左右を見渡す現場感を体感することができる。
ホ・ヨンホ氏は今回の登頂に入る経費やVR装備購入などをすべて自費で用意した。登攀チームは4日、仁川(インチョン)空港を通じて出国して4月中旬に5400メートル地点にベースキャンプをつくった後、1カ月かけて登頂をめざす。
ホ・ヨンホ氏はエベレスト国内最多登頂記録(4回)すべてを最初の方式で挑戦して成功した。1987年には冬期エベレスト(世界登攀史上3人目)に登頂し、93年にはチベットからネパール側を通る無酸素横断登頂に成功した。2007年にはシェルパを伴わず単独でチームを構成して頂上に立ち、2010年には息子のジェソク氏と父子登頂に成功した。
この記事を読んで…