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韓国軍、北核・ミサイルへの備えに総力…21年までに226兆ウォン投入

ⓒ 中央日報日本語版
韓国国防部は30日、2017~2021年国防中期計画を発表して戦力の運営と防衛力の改善分野に投入される国防予算226兆5000億ウォン(約22兆1290億円)を確定させた。

ことし発表された国防部の中期計画は、まず北朝鮮の核ミサイル打撃のためのキルチェーン(Kill Chain)に5兆4000億ウォン、韓国型ミサイル防衛、KAMD(韓国型ミサイル防衛体系)戦力に2兆5000億ウォンを配分した。潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の探知能力補強のための「弾道弾早期警報レーダーⅡ」と北朝鮮の戦力網を破壊するための「炭素繊維弾」戦力化が新規に反映されたほか、高高度無人航空機(UAV)と長距離巡航ミサイル「タウルス」、パトリオットの性能改良など13件の戦力化は対象期間中に完了する。

北朝鮮の局地挑発と全面戦争に備えた戦力補強には24兆1000億ウォンが投入される。


特に、最近北朝鮮の新型ロケット砲など長射程砲の脅威と関連し、長射程砲坑道を精密に破壊できる戦術地対地誘導武器と230ミリ級多連装ロケット「天武」を適期に戦力化することにした。アパッチヘリコプターや次世代戦闘機F35A、空中給油機やイージス艦など、先端戦力補強のための所要も反映された。

韓国軍はこれとあわせて先端武器の独自開発能力を確保するために防衛R&Dに18兆6000億ウォンを投資することにした。これは前回の中期計画に比べて7000億ウォンの増加となり、現在6.6%の国防費比R&D比率は2021年には9.2%まで拡大する。



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