真の意味の経済的成長は適切な水準の分配を伴う時に「先進性」を持つ。成長自体は根本的に不平等に依存している。正しい分配が「良い」成長を完成する。成長の過程で疎外された多数に対する配慮がない成長は根本的に「後進的」だ。長い歴史的な過程を通じて成長した国が、その間に生じた問題を修正して補強する過程で社会的安全網を強化していったとすれば、我々はまだ「分配」「平等」という言葉に過度にうなされている。「分配」を断るなら、我々の社会が経済的に「成長」したという事実も拒否したり偽りだと話さなければいけない。まだ十分に成長していないため分配に関する議論を遅延させるべきだというのが反分配論者の立場であるためだ。
適切な分配とは無条件にすべて同じように分けようというのではなく、「最小限」の社会的安全網を構築しようということだ。一言でいえば、お金がなく食べられなかったり、治療を受けられなかったり、教育を受けられないというようなことがあってはいけないということだ。高度成長の裏で多くの人々が生存の問題に恐れ、震えている。生計を解決することだけを人生の唯一の目的とする社会はどれほど野蛮か。
【コラム】短い歴史の反撃=韓国(2)
適切な分配とは無条件にすべて同じように分けようというのではなく、「最小限」の社会的安全網を構築しようということだ。一言でいえば、お金がなく食べられなかったり、治療を受けられなかったり、教育を受けられないというようなことがあってはいけないということだ。高度成長の裏で多くの人々が生存の問題に恐れ、震えている。生計を解決することだけを人生の唯一の目的とする社会はどれほど野蛮か。
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