ソウル良才洞(ヤンジェドン)で食堂を経営するキム社長(51)は9日の昼食時間、大型ビルに入る人たちを眺めながらため息をついた。キム社長は「周囲の中小企業の職員も安い大企業の構内食堂に行って昼食をとる。この人たちを見ながら営業してきた周囲の飲食店10店のうち半分近くが廃業を準備している」と話した。
大企業の不況が自営業に飛び火している。大企業が緊縮すると、周囲の商店が打撃を受けている。特定業種で成長してきた「企業都市」では自営業者が急速に崩れている。造船業の不況の直撃弾を受けた慶尚南道巨済(コジェ)では昨年9月から年末までに約1600店が閉鎖した。稼働率が落ちている仁川南洞(ナムドン)産業団地付近の商店も危機を迎えている。南洞産業団地の関係者は「会食が消えた食堂街だけでなく、工業団地の企業に工具類を納品する会社も注文量の減少に苦しんでいる」と伝えた。
大企業の不況が自営業に飛び火している。大企業が緊縮すると、周囲の商店が打撃を受けている。特定業種で成長してきた「企業都市」では自営業者が急速に崩れている。造船業の不況の直撃弾を受けた慶尚南道巨済(コジェ)では昨年9月から年末までに約1600店が閉鎖した。稼働率が落ちている仁川南洞(ナムドン)産業団地付近の商店も危機を迎えている。南洞産業団地の関係者は「会食が消えた食堂街だけでなく、工業団地の企業に工具類を納品する会社も注文量の減少に苦しんでいる」と伝えた。
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