現代(ヒョンデ)自動車グループがインドに起亜自動車の新工場設立を推進するのは、中国に続き新しい自動車市場に浮上しているインドでの占有率を拡大しようとする試みと分析されている。起亜車のインド工場は欧州と中東地域の輸出拠点の役割を遂行すると同時に、現代車グループの生産ポートフォリオを多様化してリスクを減らす効果も出せる。起亜車インド工場と建設中の現代車の中国第4・5工場、起亜車メキシコ工場を追加すれば現代車グループの年間生産力量は現在の807万台から2018年には927万台に増える。
◆現代車インド工場はフル稼働
昨年のインドの自動車市場規模は275万台余りで2014年より8.5%拡大した。世界1位の自動車市場である中国が昨年の成長率5.4%(約2427万台)にとどまりながらインドが浮上している。人口13億人のインドは1万人あたりの自動車保有台数が2.6台に過ぎない。韓国(38.6台)はもちろん中国(8.6台)と比較しても格差が大きい。それだけ成長可能性が高い市場だ。
現代車グループはこれまでインド市場の占有率拡大案を検討してきた。外国人投資を通した製造業の育成、雇用創出で経済を成長させようとする「モディノミクス」を掲げたインドのモディ首相も現代車グループに追加投資を持続的に要請してきた。
インドは乗用車に対する関税が60%に達するため現地生産が必須だ。インドには現代車グループから現代車だけが進出している。起亜車は販売網もない。現代車は南東部のタミルナド州のチェンナイ市に1998年、年間生産量30万台の第1工場を完工したのに続き、2008年には同地域に35万台規模の第2工場を追加した。計65万台規模だ。
現代車インド工場のスタート初期の主な役割は、欧州輸出のための生産拠点だった。しかし最近、インドの自動車市場が大きくなりながら内需販売を伸ばしている。現代車インド工場の輸出は2011年の24万台余りから昨年は16万台余りに落ちた一方、内需販売は同期間で37万台余りから47万台余りに増えた。
韓経:インドに工場作る起亜車…急成長のインド市場、共につかむ(2)
◆現代車インド工場はフル稼働
昨年のインドの自動車市場規模は275万台余りで2014年より8.5%拡大した。世界1位の自動車市場である中国が昨年の成長率5.4%(約2427万台)にとどまりながらインドが浮上している。人口13億人のインドは1万人あたりの自動車保有台数が2.6台に過ぎない。韓国(38.6台)はもちろん中国(8.6台)と比較しても格差が大きい。それだけ成長可能性が高い市場だ。
現代車グループはこれまでインド市場の占有率拡大案を検討してきた。外国人投資を通した製造業の育成、雇用創出で経済を成長させようとする「モディノミクス」を掲げたインドのモディ首相も現代車グループに追加投資を持続的に要請してきた。
インドは乗用車に対する関税が60%に達するため現地生産が必須だ。インドには現代車グループから現代車だけが進出している。起亜車は販売網もない。現代車は南東部のタミルナド州のチェンナイ市に1998年、年間生産量30万台の第1工場を完工したのに続き、2008年には同地域に35万台規模の第2工場を追加した。計65万台規模だ。
現代車インド工場のスタート初期の主な役割は、欧州輸出のための生産拠点だった。しかし最近、インドの自動車市場が大きくなりながら内需販売を伸ばしている。現代車インド工場の輸出は2011年の24万台余りから昨年は16万台余りに落ちた一方、内需販売は同期間で37万台余りから47万台余りに増えた。
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