北朝鮮は７日から始まる韓米両国の史上最大の合同軍事演習キー・リゾルブに対して「無慈悲なせん滅的攻撃」を取り上げ威嚇した。

朝鮮中央通信はこの日午前、国防委員会の声明を伝えて「私たちの生存空間を核の惨禍の中に追い詰めようとする米国とその追従勢力の核戦争挑発の狂気に全面対応するため総攻勢に突入する」と報道した。それと共に「わが軍隊と人民は、無謀な侵略戦争の銃砲の声を挑発者の残酷な葬送曲にするだろう」と繰り返し威嚇した。

キー・リゾルブは韓国軍３０万人と米軍１万７０００人余りが参加する史上最大規模の合同軍事演習になるものとみられる。特に有事の際に北朝鮮の最高首脳部の核・ミサイルを精密打撃する内容を盛り込んだ「作計（作戦計画）５０１５」を初めて訓練する。米軍でもステルス機など最新の精鋭武器を演習に動員しながら威嚇を感じた北朝鮮が非難の程度を高めている。