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韓国全土にこの春初めての黄砂襲来の予報

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
春の始まりを告げる雨とともに「招かれざる客」である黄砂が6日に韓国全土の空を覆う見通しだ。今年に入り初めての黄砂だ。韓国気象庁は5日「4日から始まった春の雨がやんだ後、6日明け方から全国に濃厚な黄砂が現れる所がある。7日以降も一部地域では薄い黄砂が続くと予想される」と明らかにした。

これに伴い、西海岸を中心に一部地域では6日に1時間平均で粒子状物質濃度が普段の10倍以上となる立方メートル当たり400マイクログラム(1マイクログラム=100万分の1グラム)を超えると予想される。気象庁のハン・サンウン危険気象対応チーム長は「モンゴルと中国北部発源地付近の地表面が乾燥し、強い風が吹いて3日から黄砂が発源した」と話した。

気象庁は黄砂が発生した場合には子どもや高齢者は外出を避け、外出時には黄砂専用マスクを着用しなければならないと呼びかけた。気象庁は今春の黄砂発生日数は平年水準の5.4日ほどになると予報した。


一方、月曜日の7日からは当分全国が概ね晴れ平年の気温を上回る暖かい季候が続くものと気象庁は予想した。ただ9日には気圧の谷の影響で江原道嶺東(カンウォンド・ヨンドン)と忠清道(チュンチョンド)南部地方に雨や雪が降る。また木曜日の10日から2~3日にわたり花冷えとなる見通しだ。11日朝のソウルの最低気温は平年より4~5度低い氷点下3度まで下がり、14日には平年の気温を回復すると予想される。



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