2008年には米国で始まったグローバル金融危機が欧州の財政危機に広がったが、最近は中国経済の減速と国際原油価格の下落で新興国の経済が崩れ、グローバル経済の長期沈滞を心配するほどになった。何よりもこの危機の解決者であるべき中国の政策対応に対する信頼に亀裂が生じている点が心配だ。株式市場のバブルを放置した後、浮揚策を乱発する中国政府に対する不信感が強まっている。すでに量的緩和政策を使うだけ使った欧州と日本はマイナス金利のカードまで取り出し、景気浮揚に必死の努力をしている。昨年末9年ぶりに金利を引き上げた米国は今年も4回ほど利上げする計画を出すなど、グローバル金融危機の後遺症から抜け出す雰囲気だった。
しかし新年早々から暴落した中国株式市場と12年ぶりの安値となった国際原油価格のため、グローバル経済は大きく揺れている。期待されたG20(20カ国・地域)財務相・中央銀行総裁会議は先月27日、通貨・財政などあらゆる政策手段を総動員することで合意し、空しく幕を下ろした。
韓経:【コラム】経済の悪夢を自ら招く人たち=韓国(2)
しかし新年早々から暴落した中国株式市場と12年ぶりの安値となった国際原油価格のため、グローバル経済は大きく揺れている。期待されたG20(20カ国・地域)財務相・中央銀行総裁会議は先月27日、通貨・財政などあらゆる政策手段を総動員することで合意し、空しく幕を下ろした。
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