最近10年間で、韓国人が最も愛した小説家はフランスのベルナール・ヴェルベールだった。教保(キョボ)文庫が2006年から2015年までの10年間の小説累積販売量を作家別に集計した結果だ。2、3位は日本作家が占めた。村上春樹、東野圭吾が順に名前を入れた。
韓国作家の最高位は申京淑(シン・ギョンスク)で5位を記録した。6位金辰明(キム・ジンミョン)、7位孔枝泳(コン・ジヨン)が後に続き、『太白(テベク)山脈』の趙廷来(チョ・ジョンネ)が9位に入った。『ハリー・ポッター』シリーズを書いた英国のJ・K・ローリングは10位だった。
教保文庫は作家別順位を発表しただけで販売部数までは公開しなかった。1位ベルナール・ヴェルベールが80万冊台、10位J・K・ローリングが30万冊台とだけ明らかにした。申京淑は50万冊近く売れたという。
しかし、このような順位と数値は教保文庫によるただの販売資料で、作家の販売量全体を示すものではない。ちなみに申京淑の代表作『母をお願い』の総販売量は約220万部だ。
調査期間を1981年以降に広げると韓国作家の成績は良くなる。81年から昨年まで35年間、毎年小説分野ベスト20位以内に入った作品目録を集計した結果、1位は李文烈(イ・ムニョル)だった。
小説13冊が計23回20位中に入り、韓国・外国作家をあわせて最多記録を立てた。81年には『若き日の肖像』『暗闇の影』『ひとの子』など3冊を20位内に入れた。
2位は村上春樹で7冊が計21回20位内に入った。特に、代表作である『ノルウェイの森』は95年から2010年まで計11回年間ベスト20位内に含まれた。
2006年から2015年までの小説出版種数は5810冊から7780冊と増加の一途だ。同じ期間、出版市場で小説の売上が占める比率も30%台を維持した。
だが、小説そのものの販売伸び率は最近6年間マイナス成長だ。昨年は2014年に比べて20%以上落ち込んだ。また、20代読者は減った半面、30~40代読者は増えた。20代読者の比率が減りながら30~40代読者比率が相対的に大きくなったものと分析される。
韓国作家の最高位は申京淑(シン・ギョンスク)で5位を記録した。6位金辰明(キム・ジンミョン)、7位孔枝泳(コン・ジヨン)が後に続き、『太白(テベク)山脈』の趙廷来(チョ・ジョンネ)が9位に入った。『ハリー・ポッター』シリーズを書いた英国のJ・K・ローリングは10位だった。
教保文庫は作家別順位を発表しただけで販売部数までは公開しなかった。1位ベルナール・ヴェルベールが80万冊台、10位J・K・ローリングが30万冊台とだけ明らかにした。申京淑は50万冊近く売れたという。
しかし、このような順位と数値は教保文庫によるただの販売資料で、作家の販売量全体を示すものではない。ちなみに申京淑の代表作『母をお願い』の総販売量は約220万部だ。
調査期間を1981年以降に広げると韓国作家の成績は良くなる。81年から昨年まで35年間、毎年小説分野ベスト20位以内に入った作品目録を集計した結果、1位は李文烈(イ・ムニョル)だった。
小説13冊が計23回20位中に入り、韓国・外国作家をあわせて最多記録を立てた。81年には『若き日の肖像』『暗闇の影』『ひとの子』など3冊を20位内に入れた。
2位は村上春樹で7冊が計21回20位内に入った。特に、代表作である『ノルウェイの森』は95年から2010年まで計11回年間ベスト20位内に含まれた。
2006年から2015年までの小説出版種数は5810冊から7780冊と増加の一途だ。同じ期間、出版市場で小説の売上が占める比率も30%台を維持した。
だが、小説そのものの販売伸び率は最近6年間マイナス成長だ。昨年は2014年に比べて20%以上落ち込んだ。また、20代読者は減った半面、30~40代読者は増えた。20代読者の比率が減りながら30~40代読者比率が相対的に大きくなったものと分析される。
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