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<大リーグ>呉昇桓「日本での経験が役立っている」

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

呉昇桓(写真右)

呉昇桓

2年間の日本での経験がさまざまな面で役立っている。米フロリダ州西側のジュピターでスプリングキャンプ中の呉昇桓(オ・スンファン、34、セントルイス)は孤独だ。通訳など計3人が同じ住宅で生活しているが、頼れるところは多くない。周囲でスプリングキャンプ中の韓国人選手もいない。マイアミのスプリングキャンプ地(ロジャー・ディーン・スタジアム)が同じで、付近のポートセントルーシーでニューヨーク・メッツがキャンプ中だが、そこにはコリアンメジャーリーガーがいない。

2年目の姜正浩(カン・ジョンホ、ピッツバーグ)をはじめ、メジャー初年の朴炳鎬(パク・ビョンホ、ミネソタ)と金賢洙(キム・ヒョンス、ボルティモア)はお互いフロリダの西側の近い場所にいる。特にピッツバーグのキャンプ地のブラデントンと金賢洙がいるサラソータは車で30分ほどの距離だ。しかし呉昇桓だけが遠く離れている。朴炳鎬のスプリングキャンプ地ポートマイヤーズからジュピターまでは3時間以上かかる。スプリングキャンプ中には会いにくい距離だ。

これに関し呉昇桓は「それほど大変なことではない。日本でも一人で過ごしたし(阪神で経験した)馴染みのない舞台での経験が役立っているようだ」と話した。2014年から2年間、日本の阪神タイガースで過ごした経験が大きな力になっている。呉昇桓はこの期間、計80セーブ(2014年39セーブ、2015年41セーブ)をマークし、韓国に続いて日本でも救援王となった。それも2年連続だ。しかし阪神に残留せず、メジャーリーガーの夢に向かって太平洋を渡った。


呉昇桓は「日本と米国が異なる点が多いが、馴染みのない部分に対して対応している方法は日本で経験したので、少しは役に立っているようだ」と言って笑った。



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