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<野球>黄載鈞、大谷から安打…メジャー挫折の痛みを吹っ飛ばす(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

メジャー進出挫折の痛みを忘れてシーズンを準備中のロッテの黄載鈞。11日の日本ハムとの練習試合で大谷から唯一ヒットを放った。

11日(日本時間)、米アリゾナ州ピオリアのスポーツコンプレックス。メジャーリーグ(MLB)スカウト関係者およそ50人が日本プロ野球の「怪物投手」大谷翔平(22、日本ハム)の姿を見るために集まった。大谷が2016年の最初の実戦投球をする試合だった。シーズン開幕まで2カ月ほど残っているが、大谷はロッテ・ジャイアンツとの練習試合で最高時速156キロの剛速球を投げた。

この日の試合は大谷のMLBショーケースのようだった。1回裏、簡単に2アウトになると、昨年11月の「プレミア12」で韓国代表が大谷に完ぺきに封じられた記憶がよみがえった。その時、3番打者の黄載鈞(ファン・ジェギュン、29)が大谷から右前安打を放った。大谷はこの日、黄載鈞だけにヒットを許し、2イニングを4奪三振、無失点に抑えた。黄載鈞は4打数3安打をマーク(試合は1-1引き分け)した。

MLB進出前から米国で旋風的な人気を呼んでいる大谷と最近MLB進出に失敗した黄載鈞が対戦した。黄載鈞と大谷の投球を振り返った。


--大谷の速球を弾き返した。

「大谷は昨年のプレミア12で160キロ以上のボールを投げた。その時は打てなかった。今日は全力投球しなかった感じだった。ヒットを打ったからといって大きな意味はない」

--9回に左中間にヒットを打った後、三塁まで走った。練習試合なのに無理したのでは。

「趙原佑(チョ・ウォンウ)監督(45)はそういう部分を強調している。基本に忠実であること、より集中することを希望する。とにかく三塁まで行こうと思った」

打撃ほど印象的だったのが黄載鈞のスピードだった。昨年、黄載鈞はウェートトレーニングを繰り返し、バルクアップ(bulk up、体重増加)に成功した。このため6月までに20本塁打を放った。上半期に自己最多本塁打記録(2009年18本)を更新したが、その後3カ月間に6本塁打を追加するのに終わった。



<野球>黄載鈞、大谷から安打…メジャー挫折の痛みを吹っ飛ばす(2)

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