支障が予想されていた呉昇桓（オ・スンファン、３４、セントルイス）のスプリングキャンプ合流が正常に行われる見通しだ。

呉昇桓は先月１２日に公式契約が発表されたが、３週間を過ぎた先週までも出国日が決まらなかった。米国のスポーツメディアのＮＢＣスポーツは「ビザの発行問題が解決されなければ１～２週間ほどキャンプ参加が遅れる可能性がある」とも展望していた。

しかしセントルイス・カージナルス（ＳＴＬ）のジョン・モゼリアクＧＭはこの問題について大した意味づけをしなかった。彼は８日（韓国時間）、ある地域メディアとのインタビューで「呉昇桓のビザ問題について心配していない」として「正常にチームキャンプの日程を消化できるはずだ」と伝えた。


モゼリアク球団長は６日にも同じ内容のインタビューを伝えた。呉昇桓は４日にビザをもらうためのインタビューを行ったという。通常はインタビューから５～７日以内に発行が完了する。セントルイス投手陣のキャンプ訓練の開始は１９日だ。その前には十分に合流が可能なものと思われる。

スプリングキャンプの合流時点は、大リーグ軟着陸のためには重要だ。もちろんキャンプの序盤には体を引き締める程度だが、以前とは違う環境で迎える初めてのシーズンであるだけに適応期間が必要だ。２０１４年にボルティモアと契約した尹錫ミン（ユン・ソクミン、３０）もやはりビザ問題で困難を経験した。２月１８日に球団の公式発表があったが、オープン戦の真っ最中だった３月１６日に初登板することができた。もちろん２人の選手の状況は違うが、外部的な要因によって受ける悪影響を減らす必要がある。