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イランの韓国ウォン口座4兆ウォン、国内株式投資許可を検討

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
イランが韓国との貿易決済のためにウリィ・企業銀行に開設した韓国ウォン口座を当分維持することにした。その代わりに収益率向上のために韓国ウォン口座内の資金の一部で国内の株式・債券や派生商品に投資することを認める案を検討することにした。

イランは西側の経済制裁が本格化した2010年以降、韓国との貿易決済のためイラン中央銀行名義でウリィ・企業銀行に韓国ウォン口座を開設して使用してきた。石油輸入代金が貯まり、この口座の現在の残額は3兆-4兆ウォンにのぼる。その間、金利があまりにも低いと不満を表してきたイランは最近、経済制裁が解除されると、口座内の資金の一部を抜くという意思を表した。

これに対し企画財政部・外交部と銀行関係者が先月31日、イラン中央銀行を訪問し、韓国ウォン口座維持問題を協議した。米国がイランとのドル取引を依然として制限し、別の決済手段がないため、韓国側は韓国ウォン口座の維持を要請した。イランは代替手段としてユーロ決済システムの準備を要求した。


しかし現在、韓国ウォンをユーロに変えるにはドル貨幣を一度通さなければならない。これには米国と協議が必要だ。企画財政部の関係者は「双方が協議を通じて韓国ウォン口座を当分維持し、ユーロ貨幣決済システムの用意も協議していくことにした」と説明した。

一方、凍結措置が解除されたイランの海外資産規模は1001億6000万ドル(約120兆2000億ウォン)にのぼることが分かった。



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