昨年7~9月期に黒字から赤字に業績を訂正して曲折を経たサムスン重工業がついに四半期基準で黒字転換に成功した。
サムスン重工業は「2015年10~12月期に売り上げ3兆2286億ウォン(約3242億円)、営業利益299億ウォン、当期純損失429億ウォンを記録した」と公示した。サムスン重工業が四半期基準で営業黒字を記録したのは2015年1~3月期から9カ月ぶりだ。
サムスン重工業の黒字転換は海洋プラント部門と密接な関連がある。サムスン重工業のキム・ドンソル金融チーム長(常務)は、「主要海洋プラント工事工程で予想できない問題が発生しなかった。海洋プラント部門が安定化段階に入ったおかげで四半期売り上げ3兆ウォン台を回復し、営業利益も黒字転換した」と説明した。
昨年7~9月期までそれぞれ4兆ウォン台以上の赤字を記録した現代重工業と大宇造船海洋も10~12月期には赤字幅が大きく減る見通しだ。
ハナ投資証券のパク・ムヒョン研究員は、「サムスン重工業の黒字転換と合わせ現代重工業と大宇造船海洋も10~12月期に赤字規模を相当に減らせるだろう。遅くとも下半期には黒字に戻るだろう」と話した。
余勢を駆って今年はターンアラウンドの見通しも出てくる。海洋プラント部門で天文学的損失が発生した造船3社が昨年海洋プラント損失をある程度振り払ったためだ。造船ビッグスリーが液化天然ガス(LNG)運搬船など収益性の良い船舶受注残高をある程度保有しているという点も肯定的な要因だ。
東部証券のキム・ホンギュン研究員は「全般的に造船3社は業績が安定化されるだろう。今年予想できない損失が一部発生する可能性はあるが、ショック水準の不良はすべて払い落とした。イランなど中東からの船舶発注の可能性を考慮すれば業況や受注の側面で今年は業績改善の可能性がある」と話した。
パク・ムヒョン研究員も「海洋プラント受注は2014年以降ほとんどなかったため受注残高を基準として判断すれば遅くとも下半期にはビッグスリーすべてで業績が安定するだろう」と予想した。
これに対し業況回復は時期尚早という意見もある。実際に現代重工業の10~12月期業績改善は子会社の現代オイルバンクの業績改善が大きな影響を及ぼすと予想される。
大信証券のチョン・ジェチョン研究員は、「年末までは依然として赤字プロジェクトが残っており今年も不確実性は大きい」とし、今年の重工業業界の業況については「いま予測するのはまだ早い」と判断を保留した。
サムスン重工業は「2015年10~12月期に売り上げ3兆2286億ウォン(約3242億円)、営業利益299億ウォン、当期純損失429億ウォンを記録した」と公示した。サムスン重工業が四半期基準で営業黒字を記録したのは2015年1~3月期から9カ月ぶりだ。
サムスン重工業の黒字転換は海洋プラント部門と密接な関連がある。サムスン重工業のキム・ドンソル金融チーム長(常務)は、「主要海洋プラント工事工程で予想できない問題が発生しなかった。海洋プラント部門が安定化段階に入ったおかげで四半期売り上げ3兆ウォン台を回復し、営業利益も黒字転換した」と説明した。
昨年7~9月期までそれぞれ4兆ウォン台以上の赤字を記録した現代重工業と大宇造船海洋も10~12月期には赤字幅が大きく減る見通しだ。
ハナ投資証券のパク・ムヒョン研究員は、「サムスン重工業の黒字転換と合わせ現代重工業と大宇造船海洋も10~12月期に赤字規模を相当に減らせるだろう。遅くとも下半期には黒字に戻るだろう」と話した。
余勢を駆って今年はターンアラウンドの見通しも出てくる。海洋プラント部門で天文学的損失が発生した造船3社が昨年海洋プラント損失をある程度振り払ったためだ。造船ビッグスリーが液化天然ガス(LNG)運搬船など収益性の良い船舶受注残高をある程度保有しているという点も肯定的な要因だ。
東部証券のキム・ホンギュン研究員は「全般的に造船3社は業績が安定化されるだろう。今年予想できない損失が一部発生する可能性はあるが、ショック水準の不良はすべて払い落とした。イランなど中東からの船舶発注の可能性を考慮すれば業況や受注の側面で今年は業績改善の可能性がある」と話した。
パク・ムヒョン研究員も「海洋プラント受注は2014年以降ほとんどなかったため受注残高を基準として判断すれば遅くとも下半期にはビッグスリーすべてで業績が安定するだろう」と予想した。
これに対し業況回復は時期尚早という意見もある。実際に現代重工業の10~12月期業績改善は子会社の現代オイルバンクの業績改善が大きな影響を及ぼすと予想される。
大信証券のチョン・ジェチョン研究員は、「年末までは依然として赤字プロジェクトが残っており今年も不確実性は大きい」とし、今年の重工業業界の業況については「いま予測するのはまだ早い」と判断を保留した。
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