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<野球>「怪物」大谷を守れ…練習場に警護員

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
メジャーリーグ(MLB)球団が日本の「怪物投手」大谷翔平(22、日本ハム)に大きな関心を見せている。

米アリゾナ州ピオリア市は先月31日、ピオリアスポーツコンプレックスに警護員を配置した。先月29日からここでキャンプを始めた日本ハムの選手団を保護するためだ。練習場には大谷を見るために大勢のファンと取材陣が集まった。

大谷を見るのは日本人だけでない。MLB球団も公式練習が始まる前からスカウトを送り、一挙手一投足を見守った。さらにスポーツコンプレックスの主であるサンディエゴ・パドレスは20万ドル(約2億ウォン)程度の使用料も受けなかった。大谷を最も近くで見ることができるというメリットのためだ。このため昨年この球場を利用したプロ野球の斗山ベアーズは豪シドニーに合宿場所を変更しなければならなかった。


大谷に対するMLBの関心が高まったのは昨年開かれた国家対抗戦「プレミア12」からだ。大谷は韓国との開幕戦と準決勝に先発し、13イニングを無失点に抑えた。多くのスカウトは160キロの剛速球に速いフォークボールを投げる大谷に魅了された。

メジャー球団が動いているのは、大谷が2、3年以内に米国に渡ると見ているからだ。日本プロ野球では9シーズンを送った後に自由契約選手(FA)となる。大谷は2013年に日本ハムに入団したため、FA選手になるためにはあと6シーズンを送らなければいけない。しかしポスティング(競争入札)による海外進出には制限(韓国は7年)がない。球団が認めれば今すぐにでも行くことができる。

大谷も米国行きに対する熱望が強い。大谷は高校卒業後すぐにMLBに挑戦しようとしたが、日本ハムの説得で日本に残った。



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