日本を訪れた中国人観光客が28日午前、東京の三越デパート銀座店内の免税化粧品コーナーを見回している。三越デパートは前日、東京で初めてとなる市中免税店をオープンした。
◆中国人観光客が集まる日本とタイ
化粧品売り場を回って半階段ほど上がったところにはグッチ、ルイ・ヴィトン、ティファニーなど数十のブランド売り場が列をなしていた。免税店の案内職員は中国語で話しかけて売り場内に案内していた。ここの営業スタッフ160人の7割が中国語や韓国語・英語などが可能だといった。三越デパートの持ち株会社である三越伊勢丹ホールディングス関係者は「オープン初年度の今年150億円(約1500億ウォン)の売り上げを目標にしている」として「市中免税店で観光客が一層便利にショッピングを楽しめるだろう」と話した。
日本にはこれまで沖縄だけに市中免税店があった。三越伊勢丹ホールディングスは、今回の三越デパート銀座店に「Japan Duty Free GINZA」をオープンしたのをはじめ4月には福岡店にも市中免税店を開く計画だ。韓国のロッテ免税店も3月末、銀座に2階建て売り場規模4300平方メートルの大型市中免税店を開いた後、来年2月には大阪にも免税店を出す予定だ。
2020年以降3店の免税店を追加で出す計画もある。ロッテ免税店ジャパンのイ・ソンチョル営業チーム長は「流通マージンは韓国に比べて小さいが、中国人観光客の『爆買い』に後押しされて高い成長の勢いが期待される」と話した。
韓経:日本・中国の大攻勢に包囲される「免税店世界1位」の韓国(2)
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