間接的な効果も大きい。キム・ドギュン教授チームはイ・スンウの活躍による国民の一体感を２００億ウォン、「第２のイ・スンウ」を探すためのサッカー界の投資費用拡大を１００億ウォンとそれぞれ推定した。イ・スンウとともに韓国選手に対する注目度が高まる付加効果も５０億ウォンにのぼるとみている。大韓民国ブランドイメージ上昇効果（３００億ウォン）とアジアサッカーに対する期待値向上効果（３００億ウォン、以上推定）も期待される。

キム・ドギュン教授は「データを通じて表れるイ・スンウの注目度はすでに朴智星の全盛期時代を上回る」とし「国内だけでなく海外でも注目度が高いだけに、大韓民国のイメージ向上にも寄与するだろう」と述べた。

所属チームのバルセロナはイ・スンウが今季中にバルセロナＢ（プロ２軍）以上の成人チームに昇格すれば、８月ごろに予定されているアジアツアーにイ・スンウを参加させる予定だ。「アジアサッカーの看板」として活用するための事前布石だ。スポーツブランドのナイキは今年末のイ・スンウ後援契約終了を控え、再契約のために東奔西走している。アディダスをはじめとする競争ブランドのラブコールも積極的だ。


キム教授は「イ・スンウの経済的価値は未来の価値を越えて投資するほどの価値に該当するレベル」とし「スポーツを越えて経済・産業的寄与度が高い選手であるだけに、安定的に成長できるよう内外で支援するべきだ」と述べた。



＜サッカー＞「リトルメッシ」イ・スンウ、このまま成長すれば２２８０億ウォンの価値（１）