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米原子力空母1隻をアジア太平洋地域に追加派遣

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
米海軍が原子力空母のジョン・C・ステニス(CVN74、9万7000トン級)を西太平洋地域に派遣、展開したと米海軍ホームページとステニスのフェイスブックが現地時間16日に公開した。米海軍ホームページなどによると空母は駆逐艦などと戦団を組み15日に母港である米ワシントン州ブレマートンを出発した。

韓国軍関係者は、「米軍が明らかにした西太平洋は米太平洋第7艦隊が受け持っているアジア圏域。現在空母のロナルド・レーガンが日本の横須賀港を母港として配置されている状況で追加でこの地域に空母を配置するのは異例」と話した。韓米の国防相は北朝鮮の4度目の核実験直後に電話会談した後、米軍の戦略資産を韓半島(朝鮮半島)に派遣することにした。空母は米軍が保有する代表的な戦略資産だ。

別の韓国軍関係者は、「2009年2月に北朝鮮の核実験と長距離ミサイル発射を控えステニスが韓半島、東海(トンヘ、日本海)上に来たことがある。北朝鮮の4度目の核実験以降に北東アジア地域の軍事的緊張が高まっているところに北朝鮮が5月の第7回労働党大会を控え、長距離ミサイルなど追加挑発をしかねないという判断にともなう措置のようだ」と話した。


誘導弾駆逐艦に韓国系海軍提督の名前を付けたチャン=フー(DDG93)を空母戦団に含ませたのもこうした観測を後押ししている。米軍側は今回の出港について「既に予定された計画によるもの」としながらも、具体的な作戦地域や期間は明らかにしなかった。空母戦団は2月末に予定された韓米連合訓練のキーリゾルブ訓練とフォールイーグル演習にも参加する可能性が大きいと軍消息筋が伝えた。



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