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<北朝鮮4次核実験>米国「THAAD、韓国が望めば抑止の役割ある」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
米ホワイトハウス国家安保会議(NSC)のウォルフスタール軍縮・不拡散シニアディレクターは14日(現地時間)、高高度ミサイル防衛(THAAD)体系に関し、「必要性があったり、日本や韓国が望むなら、抑止と米軍兵力保護の側面で役割があるとみる」と明らかにした。

ウォルフスタール局長はこの日、ワシントンの米国進歩センター(CAP)で開かれたセミナーで、THAADを含むミサイル防衛体系に関する質問を受けると、THAADという言葉に触れずこのように答えた。これはTHAADの必要性を間接的に表現したものと分析される。

前日、ベン・ローズ米大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)も米国が韓国・日本とミサイル防衛体系強化を議論中であることを公開し、THAADの韓半島(朝鮮半島)配備問題が事実上、水面上に浮上した。


ウォルフスタール局長は「今(ミサイル防衛体系に関連し)我々が念頭に置いている変化や発表内容はない」と述べた。韓国内の核武装主張については「米国がいるため(韓国と日本は)自国の核武装に依存する必要はなく、米国の(こうした防衛)約束は崩れない」と反対の立場を明確に表した。

米国務省はこの日、ブリンケン副長官が日本(16日)、韓国(19-20日)に続き、20日には中国を訪問して張業遂筆頭外務次官に会い、北朝鮮問題をめぐる協力を議論すると明らかにした。

国務省のナンバー2であるブリンケン副長官の訪中は、ケリー国務長官が7日に「中国の対北朝鮮接近は失敗した」と公開発言をした後に実現することになった。したがってブリンケン副長官の今回の訪中は、核実験を強行した北朝鮮に対する国際社会の制裁に中国が参加することを促す圧力性だ。

米国務省のカービー報道官はこの日の記者会見で、「ケリー長官が明らかにしたように、過去に中国が駆使した対北朝鮮接近は機能せず、中国は北朝鮮の責任を問うのにより前向きな役割をしなければいけない」と強調した。

一方、北朝鮮が寧辺(ヨンビョン)核施設で新築中の実験用軽水炉の工事が進捗し、稼働が近づいていると、北朝鮮専門サイト「38ノース」が明らかにした。工事現場の衛星写真を分析した結果によると、原子炉冷却システムに水を供給する水路2本が完工し、変圧器2機も追加で設置された。38ノースは「いつ完工して稼働するか予測するのは難しい」としながらも「完工すれば核兵器用核物質(プルトニウム)の抽出が可能になる」と懸念した。



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