北朝鮮オリンピック（五輪）代表サッカーチームのユン・ジョンス監督が日本を相手に自信を表わした。

２０１４仁川（インチョン）アジア競技大会で北朝鮮代表チームを導いたユン監督は、今回の２０１６アジアサッカー連盟（ＡＦＣ）Ｕ－２３（２３歳以下）チャンピオンシップ本大会兼２０１６リオデジャネイロ五輪最終予選でも指揮棒をとった。Ｂ組所属の北朝鮮は、サウジアラビア・日本・タイとベスト８進出をかけて戦う。

北朝鮮は１３日、カタール・ドーハのグランド・ハマド・スタジアムでＢ組最強の日本と第１戦を行う。客観的戦力では日本が上回っているものの、ユン監督は全く気後れしていない。


１２日、カタール・ドーハのフォーシーズンズホテルで開かれた公式記者会見に出席したユン監督は、「アジアチーム同士の試合はやってみないと分からない。明日どんなことが起きるか、試合を通じてお見せしたい。日本は侮れないチームだ。技術的にも優れている。だが、すべてのチームには弱点がある。日本にも弱点がある」として強い意志を見せた。

引き続きユン監督は「最初の試合からすべての精神力、肉体技術などを動員して相手に合った自分たちの試合をしたい。我々はオリンピックに参加するつもりだ。一つ一つの試合がすべて重要だ。予選第１試合からしっかりやらなくてはならない。負けようとするチームはない。カタールの地で呼吸をひとつにして最善を尽くす」と決意を述べた。