北朝鮮が合成映像で潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の性能の水増しを試みた。8日に公開された金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の記録映画を通じてだ。
朝鮮中央テレビは金正恩第1書記のSLBMの試験発射参観場面が盛り込まれた記録映画を8日午後に公開した。今回の映像は昨年12月末に行われたSLBM試験発射場面で、今回初めて公開されるものだ。
映像にはSLBMが水中から射出され水面上に勢いよく出てきた後に空に飛んで行く場面が出てくる。特に発射されたミサイルは雲を突き抜けて空へと勢いよく飛んでいきSLBMの性能が大きく向上したようにみられる。
だがこの部分は2014年7月に公開されたスカッドミサイル発射映像というのが軍当局の判断だ。該当の映像は金正恩が2014年6月29日に戦略軍の戦術ロケット発射訓練を参観した当時の映像で、ユーチューブなどでも簡単に見つけることができる。北朝鮮がSLBMと関連して合成した映像を公開したのはすでに2度目だ。
昨年5月にSLBMを初めて公開した時も宣伝媒体である「わが民族同士」を通じて合成映像を公開している。当時北朝鮮が合成した映像は米国のSLBM「トライデント1」の発射シーンだった。
北朝鮮が再びSLBMの合成映像を公開したのは意図的なものとみられる。金正恩の誕生日を迎え内部的な宣伝効果を狙っただけでなく、開発段階に対するさまざまな推測が提起されるSLBMが完成段階に達したことを対外的に誇示するためとの分析が出ている。
ただ北朝鮮は昨年と今年の2回の合成映像でともに「北極星」と命名されたSLBMの名前に言及していない。合成映像であることが明らかになりSLBMの地位を大きく墜落させることだけは避けようという意図だとの見方が提起されている。
朝鮮中央テレビは金正恩第1書記のSLBMの試験発射参観場面が盛り込まれた記録映画を8日午後に公開した。今回の映像は昨年12月末に行われたSLBM試験発射場面で、今回初めて公開されるものだ。
映像にはSLBMが水中から射出され水面上に勢いよく出てきた後に空に飛んで行く場面が出てくる。特に発射されたミサイルは雲を突き抜けて空へと勢いよく飛んでいきSLBMの性能が大きく向上したようにみられる。
だがこの部分は2014年7月に公開されたスカッドミサイル発射映像というのが軍当局の判断だ。該当の映像は金正恩が2014年6月29日に戦略軍の戦術ロケット発射訓練を参観した当時の映像で、ユーチューブなどでも簡単に見つけることができる。北朝鮮がSLBMと関連して合成した映像を公開したのはすでに2度目だ。
昨年5月にSLBMを初めて公開した時も宣伝媒体である「わが民族同士」を通じて合成映像を公開している。当時北朝鮮が合成した映像は米国のSLBM「トライデント1」の発射シーンだった。
北朝鮮が再びSLBMの合成映像を公開したのは意図的なものとみられる。金正恩の誕生日を迎え内部的な宣伝効果を狙っただけでなく、開発段階に対するさまざまな推測が提起されるSLBMが完成段階に達したことを対外的に誇示するためとの分析が出ている。
ただ北朝鮮は昨年と今年の2回の合成映像でともに「北極星」と命名されたSLBMの名前に言及していない。合成映像であることが明らかになりSLBMの地位を大きく墜落させることだけは避けようという意図だとの見方が提起されている。
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