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<北朝鮮4次核実験>韓国外交、決断の瞬間…北核主導権握り米中導くべき(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国外交はこの1年、「北朝鮮の非核化」「北朝鮮の挑発阻止」などを話題に動いてきた。韓中首脳会談(9月2日)、中国全戦節行事の出席(9月3日)、韓米首脳会談(10月16日)、韓日中3カ国首脳会議(11月1日)など時期や相手は違ったが最も大きな外交目標は「北核問題」の解決だった。

このような歩みを通じて韓国は、米中それぞれとの緊密な関係、南北対話を通した北朝鮮との関係改善など外交的位置づけも広げた。だが北朝鮮の水爆実験で韓国の外交戦略の修正が不可避となった。梨花(イファ)女子大学のパク・インフィ教授(国際学部)は「韓国の非核化政策、国際共助に対する再調整ないしは全面的検討が必要な状況になった」と診断した。

峨山(アサン)政策研究院のボン・ヨンシク専任研究委員は「決定を引き延ばしてきた韓国外交に決断の瞬間が来た」と話した。


①「中国を動かせ」=米国はこれまで「戦略的忍耐」として北核問題を事実上、放置しておいた。中国も北朝鮮の核開発には反対したが積極的な動きを見せなかった。専門家たちは今回の水爆実験から生まれた危機をうまく活用すれば、米中を北核問題に積極的に引き込める機会として活用できると診断した。国家安保戦略研究所のパク・ビョングァン研究委員は「中国はこれまで北朝鮮が核実験などをするたびに顔を紅潮させたが背を向けることができなかった。今回は背を向けられるよう韓国政府が積極的に出ることが課題になった」と話した。中国が北核問題で消極的だった理由は、北朝鮮の核保有よりも北朝鮮の内部混乱・政権崩壊が及ぼす影響のほうが一層大きいという前提のためだった。専門家たちは、こうした算段を変えてこそ中国が北核問題に積極的に取り組むことができると強調した。ボン専任研究委員は「韓日米安保共助が活発になって高高度ミサイル防衛(THAAD)体系の導入議論などが本格化する場合、中国は骨の痛む状況になる」として「このような北東アジアの政治地形の変化が中国を積極的に動かせるきっかけになりうるだろう」と話した。



<北朝鮮4次核実験>韓国外交、決断の瞬間…北核主導権握り米中導くべき(2)

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