5日午前10時、青瓦台(チョンワデ、大統領府)世宗室。新年最初の国務会議で朴槿恵(パク・クネ)大統領は15分間、5300字の冒頭発言をした。「残りの任期に可能なすべてのことをやり遂げる」「積弊や腐敗を根絶しなければいけない」などの発言が続いた。また高強度の調査を予告した。
朴大統領は「過去の積弊が経済活力の障害物だという点をはっきりと認識する必要がある」とし「各部処は不正腐敗の根絶にさらにまい進することを願う」と述べた。続いて「積弊が多いところにお金を注ぎ込んで血と肉にいくだろうか」とし「経済活性化のためには政策も重要だが、それをかじって食べる積弊や腐敗を根絶しなければいけない」と話した。また「病気が発病してから治そうとすれば、病むことはすべて病み、苦労することはすべて苦労し、治らないこともある」と事前予防措置も強調し、「不正腐敗に対する事前予防措置を政府が近く発表することになるだろう」と述べた。実際、黄教安(ファン・ギョアン)首相が指揮し、検察・警察・首相室傘下の不正腐敗根絶推進団などが総動員され、朴大統領の発言を実行に移すという。
政府関係者は「1兆ウォン(約1000億円)以上の予算や国庫補助金が投入された大型国策事業を調査する計画」と述べた。平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)関連事業や防衛事業が対象になると、この関係者は伝えた。与党関係者は「執権後半期の権力低下を防ぐため、公職を引き締めるという意味も込められた」と説明した。
朴大統領は国務会議の前、国務委員と10分間ほどティータイムを持った。朴大統領は労働改革法案などの処理遅延に関し「我々がするべきこともせず、経済が厳しいと毎日話したところでどうにもならない」とし「目の前のできることもしなければ愚痴にしかならない」と述べた。
また「ため息ばかりついて難しいからどうしようというのは意味がない」とし「この法(労働改革法)も速やかに通過するよう政府がもっと努力しなければならず、ため息をついて経済が厳しいと嘆いてもどうにもならない」と話した。
統一問題に関し、朴大統領は「我々の重要な課題である韓半島(朝鮮半島)平和統一基盤の構築にも最善を尽くさなければいけない」とし「最近、北も8・25合意履行の意志を明らかにしているだけに、民族同質性回復のための民間通路拡大、離散家族問題の解決など南北関係正常化に努力することを願う」と注文した。
歴史教科書国定化については「歴史というのは『歴史と個人が別々』でなく自らの一部」とし「誇りも自信もない国は未来がない。愚か者という国に何の未来があるのか」と述べた。「『お前は優秀だ、お前は優秀だ』といえば本当に優秀だと思い込むという冗談があるが、『お前はだめだ、お前はだめだ』といって自分が本当にだめだと思うケースになってはいけない」とも話した。
野党「共に民主党」の朴洙賢(パク・スヒョン)報道官は朴大統領の国務会議の発言に対し、「労働5法の問題は、派遣勤労者法と期間制勤労者法の2法案を除いた残り3法案は分離処理が可能だという立場だが、なぜ野党のせいにするのか」とし「野党と国民の間を切り離す発言はやめることを願う」と反論した。
朴大統領は「過去の積弊が経済活力の障害物だという点をはっきりと認識する必要がある」とし「各部処は不正腐敗の根絶にさらにまい進することを願う」と述べた。続いて「積弊が多いところにお金を注ぎ込んで血と肉にいくだろうか」とし「経済活性化のためには政策も重要だが、それをかじって食べる積弊や腐敗を根絶しなければいけない」と話した。また「病気が発病してから治そうとすれば、病むことはすべて病み、苦労することはすべて苦労し、治らないこともある」と事前予防措置も強調し、「不正腐敗に対する事前予防措置を政府が近く発表することになるだろう」と述べた。実際、黄教安(ファン・ギョアン)首相が指揮し、検察・警察・首相室傘下の不正腐敗根絶推進団などが総動員され、朴大統領の発言を実行に移すという。
政府関係者は「1兆ウォン(約1000億円)以上の予算や国庫補助金が投入された大型国策事業を調査する計画」と述べた。平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)関連事業や防衛事業が対象になると、この関係者は伝えた。与党関係者は「執権後半期の権力低下を防ぐため、公職を引き締めるという意味も込められた」と説明した。
朴大統領は国務会議の前、国務委員と10分間ほどティータイムを持った。朴大統領は労働改革法案などの処理遅延に関し「我々がするべきこともせず、経済が厳しいと毎日話したところでどうにもならない」とし「目の前のできることもしなければ愚痴にしかならない」と述べた。
また「ため息ばかりついて難しいからどうしようというのは意味がない」とし「この法(労働改革法)も速やかに通過するよう政府がもっと努力しなければならず、ため息をついて経済が厳しいと嘆いてもどうにもならない」と話した。
統一問題に関し、朴大統領は「我々の重要な課題である韓半島(朝鮮半島)平和統一基盤の構築にも最善を尽くさなければいけない」とし「最近、北も8・25合意履行の意志を明らかにしているだけに、民族同質性回復のための民間通路拡大、離散家族問題の解決など南北関係正常化に努力することを願う」と注文した。
歴史教科書国定化については「歴史というのは『歴史と個人が別々』でなく自らの一部」とし「誇りも自信もない国は未来がない。愚か者という国に何の未来があるのか」と述べた。「『お前は優秀だ、お前は優秀だ』といえば本当に優秀だと思い込むという冗談があるが、『お前はだめだ、お前はだめだ』といって自分が本当にだめだと思うケースになってはいけない」とも話した。
野党「共に民主党」の朴洙賢(パク・スヒョン)報道官は朴大統領の国務会議の発言に対し、「労働5法の問題は、派遣勤労者法と期間制勤労者法の2法案を除いた残り3法案は分離処理が可能だという立場だが、なぜ野党のせいにするのか」とし「野党と国民の間を切り離す発言はやめることを願う」と反論した。
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