映画『内部者たち』で常勝疾走中の俳優イ・ビョンホンの前作『メモリーズ追憶の剣』が、日本で封切りする。

国内映画はもちろんハリウッド映画でも頭角を表わしているイ・ビョンホンは『内部者立ち』を通じてこれまでの議論を演技力で正面突破している。イ・ビョンホンに大鐘賞映画祭の主演男優賞の光栄を抱かせた『王になった男』もやはり国内はもちろん日本でも興行に成功した。

だが２つの作品の間に封切りした『メモリーズ追憶の剣』でイ・ビョンホンはわずか４３万人というみすぼらしいボックスオフィス成績をおさめる不名誉を抱いた。「イ・ビョンホン＝興行保証」という公式が崩れた作品だ。


こうした状況で「メモリーズ記憶の剣』が日本での公開を控えている。元祖韓流スター「ビョンサマ」と、日本で人気がある２ＰＭのジュノを前面に押し出して日本攻略に出たのだ。ドラマ『美しい日々』でビョンサマとなったイ・ビョンホンの独歩的な存在感と、『監視者たち』『二十歳』に続き３回目の日本スクリーン進出を狙っているジュノが果たして低迷していた国内成績を挽回できるか映画ファンの期待が大きい。

イ・ビョンホンをはじめチョン・ドヨン、キム・ゴウン、ジュノが出演した『メモリーズ追憶の剣』は高麗末の志の違う３人の剣客の避けられぬ宿命を描いた映画で、今月２３日に日本で封切りする。